更新日時: 2022年/06月/06日 by aruna
金魚は飼育が簡単だといわれています。
しかし、私の経験上、金魚はほかの熱帯魚と比較すると病気になりやすく、すぐ死んでしまう確率が高いです。
これは私の飼育技術が下手という理由もあるかもしれませんが、
金魚を飼っている人のブログなどを見ていると、ほぼ100%病気になってすぐに死なせてしまっています。
中には飼育法について理解がないことが原因で死なせてしまう人もいるでしょうが、
他の熱帯魚(グッピーやネオンテトラなど)と比較すると、金魚を病気にしてしまう人は圧倒的に多いと思います。
我々日本人にとって身近な存在であるはずの金魚は、なぜこうも簡単に病気になってしまうのでしょうか?
※以下の文章は私の憶測であり、実際に効果を実感しているわけではありません。
(検証中ですが結論は出ていません)
最後に水質改善法を書いていますが、本当に病気を予防できるかどうかは保証できません。
金魚が病気になってすぐ死ぬ原因は「ミネラル不足」
まず、金魚が病気になってすぐに死んでしまう原因は、原虫や寄生虫などの蔓延が挙げられます。特に熱帯魚などを一緒に飼育していると熱帯魚に付着している寄生虫などが金魚に感染します。熱帯魚は金魚より丈夫なので寄生虫の影響がなくても金魚はエラ病などの症状があらわれます。
詳しくはこの記事で解説
しかし、それよりもさらに根本的な問題は金魚のミネラル不足であると思われます。
日本の水道水はミネラルがほとんど含まれていない「軟水」です。
逆に、硬水は、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルがたっぷり含まれている水のことです。
金魚が好むのは弱アルカリ性の硬水です。
これは私の憶測ですが、金魚は他の魚よりもミネラルが不足しやすく、日本の水道水のような軟水で飼育し続けると調子を崩してしまうのではないかと思われます。
ミネラルが不足すると血中の塩分濃度が下がり、金魚の体内に水がたまりやすくなります。また、粘膜を作る機能が低下して免疫力が弱くなり、病気にもかかりやすくなります。
とくに、まつかさ病はミネラル不足によって腎臓の浸透圧を調節する機能がおかしくなった結果、体内に水が溜まって引き起こされているのではないかという説があります。
マツカサ病は金魚以外の魚ではほとんど見られません。それに加えて、マツカサ病の金魚を治した人のブログを読んでいると、大半の人が薬浴に加えて塩浴を行っています。
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