更新日時: 2023年/09月/03日 by aruna
メダカのポツポツ死や突然死を防ぐ方法を紹介します。
※メダカが死ぬ原因は複数あり、100%断定することは困難です。私は現在このやり方でポツポツ死をほぼ100%防げていますが、これらは私の体験に基づく主観的な感想です。自己責任でお試しください。
この記事のまとめ
私のケースでは、ポツポツ死の原因はほとんどがカラムナリス菌・エロモナス菌などの細菌感染症であり、水槽にアグテンとエルバージュを同時に入れることでポツポツ死が起きることが減りました。
ポツポツ死はよく見ると魚の体表が充血していたり、エラを激しく動かしているなど、細菌性の病気の症状が出ていることが多いです。タライなど横からメダカが観察できないと病気が発生していてもよくわからないですし、水槽で飼育していてもメダカは小さいため初期症状を見落としがちになります。
もしこういった症状のメダカが見られたら、アグテン+エルバージュやパラザンなどの抗菌剤で治療を行うとよいでしょう。
メダカのポツポツ死や突然死とは
メダカのポツポツ死や突然死について説明します。メダカのポツポツ死とは、具体的には、健康だったメダカが突然死んだり、1匹づつポツポツとだんだん死んでいく事態です。
たとえば、メダカを10匹購入して同じ水槽で飼育している場合、1週間後ぐらいから1匹づつ死に始め、10日ぐらいかけて全滅してしまうような現象をポツポツ死と呼びます。
特にメダカのポツポツ死や突然死は外よりも室内の水槽で多いとされています。このため、メダカの飼育は池やビオトープなどの野外より室内飼育が圧倒的に難しいとされているのです。
メダカのポツポツ死や突然死の具体例
メダカのポツポツ死や突然死の具体例について説明します
実は私もメダカのポツポツ死や突然死に悩まされていました。私のメダカの突然死との戦いは、高校生の頃黒メダカを10匹購入したらたった7日足らずでいきなり全滅したことから始まりました。
社会人になってからも、60センチ水槽で20匹メダカを飼育していましたが、1か月ぐらいかけてだんだん死んでいくポツポツ死現象に襲われました。さらに何度かメダカの飼育を試みましたが、全てうまく行きませんでした。
ここで一応書いておきますが、私は決してアクアリウム初心者ではありません。メダカ以外の日本産淡水魚を始め、グッピーやネオンテトラ、コリドラスやオトシンなどの熱帯魚、金魚はほとんど問題なく飼育していますし、カクレクマノミやサンゴなどの海水水槽も長期間維持しています。
決して上級者ではないですが、アクアリウムの知識がまったくない初心者ではありません。
ですが、なぜかメダカだけは今まで飼育してもポツポツ死や突然死が起こり、短期間で全滅するのが100%という非常に悲惨な結果になっていました。
突然死
メダカの突然死は文字通りメダカが突然全滅もしくは大量死してしまう現象です。立ち上げはじめの水槽に多く、メダカを購入後1週間以内に全滅していまいます。
もちろんメダカを入れすぎたりエサをやりすぎたり、水が白く濁っているなどの明らかな異常はなく、病気の前兆などもほとんどありません。文字通りメダカが突然死してしまうのです。
ポツポツ死の具体的な症状
メダカのポツポツ死の症状は様々なパターンがあります。一番多いのは元気がなくなり、水面近くをフラフラ漂うように泳ぎだし、数日で力尽きるパターンが多いです。
また、次第に餌を食べなくなり痩せて死んでしまうメダカもいます。
さらに、このような体調不良を起こした後、ヒレがぼろぼろになったり充血を起こすなど病気に似た症状が現れることもあります。
ポツポツ死は薬が効かないこともある
さらに、メダカのポツポツ死は薬が効果がないこともあります。塩水浴をさせても回復しませんし、さまざまな薬を使いましたが効果がほとんどないケースもあります。
症状は一見病気のようでも実際は病気とは異なることもあるのがメダカのポツポツ死の特徴です。
→薬が効かないのは病気が末期症状になっているからだと思われます。初期段階で薬浴させれば殆どの場合助かります。
ポツポツ死や突然死の原因
ポツポツ死や突然死の原因については様々な説があります。一番多いのは水質悪化、二番目に多いのは太陽光不足です。
ポツポツ死や突然死の原因は水質悪化だけでなない
水質が悪化すれば水中のメダカは生きていけなくなります。特に立ち上げ直後は水が安定していないため体調を崩したり、突然死するメダカがいてもおかしくありません。
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