更新日時: 2019年/12月/31日 by aruna
タイガープラティは、縞模様が美しいプラティの改良品種です。
プラティの品種としてはかなり新しく、東南アジアで2000年代に作出されたようです。
プラティはどこの熱帯魚店でも販売していますが、タイガープラティはなかなか出回ることが少ないです。
私もタイガープラティを求め、何件ものショップを回ってやっと購入できた記憶があります。
プラティは飼育が熱帯魚の中で最も簡単です。しかし、タイガープラティの飼育は、普通のプラティのように一筋縄ではいかないことが多いです。
そこで、これからタイガープラティの飼育を検討している人に飼育法や繁殖法などのテクニックをお教えしましょう。
タイガープラティの販売店は?
タイガープラティは入荷が少なく、ブリードしている愛好家もあまりいないため、入手はやや難しいです。
しかし、熱帯魚店に根気よく通っていると、入荷していることがあるため、足しげく通ってみるといいでしょう。
また、ネット通販のチャームでも売っていることがあるため、チェックは必須です。
ちなみに、ヤフオクでも個人がたまに販売しているので、どうしても買えなかったら利用してみるとよいでしょう。
タイガープラティはなかなか繁殖しない!
プラティは子供をたくさん産みます。一か月に一度子供を産むので、稚魚を見るのもうんざりするぐらい繁殖します。
ですが、タイガープラティに限っては、あまり子供を産みません。タイガープラティのメスが一度に子供を産む数は、5匹から8匹程度とかなり少ないです。
このため、注意しないとすぐに数が減ってしまい、血が途絶えてしまいます。
子供さえ産まないメスも多い
さらに、私の憶測ですが、生殖能力が全くないメスが半分ぐらい混じっています。
これらのメスは見た目は通常のメスと同じですが、お腹が全く大きくならず、一向に子供を産まないのです。
おそらく、タイガープラティのメスの中には、けっこうな割合で子供を産むことができない個体がいると思われます。
メスが性転換する
また、タイガープラティはメスがオスに性転換します。
性転換というとソードテールを思い浮かべますが、実は金魚などの魚も性転換することがあり、魚の世界では珍しいことではありません。
ですが、タイガープラティが性転換する確率は異常に高いです。
以前、私は飼育していたタイガープラティが全部オスに性転換してしまい、慌ててメスを買いに行ったことがあります。
ショップの店員に尋ねると、プラティの性転換は珍しくないのですが、ここまで頻度が多いのはあまり聞いたことがないそうです。
タイガープラティを繁殖させるコツ
タイガープラティは普通のプラティと違い、放置しているとどんどん数が減ってしまいます。
この原因はもちろん、子供をあまり産まないからです。
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