更新日時: 2019年/06月/23日 by aruna
鮒金の飼育法や繁殖法を解説!
鮒金は、フナと金魚を交配させて作出された魚です。
個体によって色がまったく異なっており、カラーバリエーションが豊富なのが特徴です。
金魚は種類によって柄がある程度固定されていますが、鮒金は個体によって色が大きく違っているのでコレクション性が高いことから、一部の熱狂的なマニアに人気です。
それだけでなく、最近鮒金のユニークさが注目され、一般の知名度も徐々に高まってきています。
この記事では、鮒金の飼育法や繁殖法を紹介します。
杭全鮒金とは?
鮒金には、「杭全鮒金」というブランドがあります。
これは、杭全さんという愛好家の方が、玉サバと透明鱗のフナを交配させて作り上げた血統です。
このため、杭全鮒金どうしを掛け合わせると、透明鱗の個体や琉金のような体格の個体、コメットのような尾ひれをもった個体など、様々な形の魚が産まれてきます。
もちろんカラーバリエーションも豊富で、素赤(全身真っ赤の金魚)やキャリコ模様など、無限のパターンがあります。
鮒金は飼いにくい
鮒金は普通の金魚よりも飼いにくいそうです。
なぜなら、鮒金はエサを食いすぎる傾向があるようで、食べ過ぎて死んでしまう事故が起こりやすいからだそうです。
また、最近の金魚は寄生虫が蔓延しているため、ハダクリーンなどの魚病薬で薬浴しないとすぐに死んでしまうので注意しましょう。
鮒金はどこに売られているの?
鮒金は最近小さなブームが起きているので、金魚専門店や即売会などに行くと売られていることがあります。
しかし、まだまだ知名度が低く、熱帯魚の金魚コーナーなどで入荷していることはほとんどありません。
コメント
玉サバは流金ではありません。れっきとした独立種です。
尾筒の長さから耐寒性、尾鰭の形まで違います(先端が尖っている)。
サバ玉さま
貴重なご意見ありがとうございます。