更新日時: 2019年/06月/15日 by aruna
金魚は産卵数が非常に多いため、全ての稚魚を育てようとすると数千匹の魚を飼育しなければなりません。
そんな数の魚を育てるのは不可能なので、段階的に稚魚を間引いていく作用を選別と呼びます。
選別は一週間ごとに行い、発達が遅れていたり、奇形があったりする稚魚を段階的に間引いていき、最終的に10匹前後まで絞ることになります。
選別は残酷に見えますが、数千匹もの魚を育てるのは困難ですし、自然下ならば99%の稚魚が他の生き物の餌になるだけです。自然淘汰の代わりを私たち飼育者がやってあげているだけです。
もともと金魚の種としての生存戦略は多くの子供を産んで何匹かが生き残ればいいというものです。
人間などの哺乳類とは生存戦略そのものが違うのであまり気にしない方がいいというか、気にするのなら繁殖させるのはやめましょう。
繁殖に関してはこちらのサイトがよくまとまっていると思うのでご覧ください。
選別
まとめ
金魚は発情しているオスとメスを用意することさえできれば容易に産卵します。
稚魚の飼育もブラインさえ用意できれば簡単です。是非試してみてください!
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