更新日時: 2023年/09月/18日 by aruna
ただし、ダルマメダカなど泳ぎが下手なメダカはうまく底に潜れずに凍死する可能性が高くなります。
また、屋外で越冬させると弱い個体は死んでしまうため、
何百匹もメダカを飼育している場合、すべてのメダカを無事に生かすことは不可能だと思います。
エサを与えない
メダカは越冬中はエサを与えないほうがいいです。ですが、冬でも昼間は温度が高くなりメダカが動き回っていることがあります。
この際に越冬中でもメダカにエサを与えたくなりますが、どんなにメダカが元気に動いていてもエサを与えないほうがいいです。
なぜなら、昼間は気温が高くても夜は気温が冷え込むことが多いからです。昼間食べたエサがお腹の中に残った状態で冬眠状態になると、
消化器官が麻痺してしまい消化不良を起こして死ぬ可能性があります。このため、越冬中はエサを与えるのはやめたほうがいいでしょう。
屋外の場合はプランクトンが自然発生するため餓死する可能性は低いですし、どうしても気になるならPSBを入れることをおすすめします。
雪がふる場合はフタをする
また、雪が大量に降る場合は冬眠中のメダカの容器にフタをしたほうがいいです。雪がはいると水温が低くなり、温度が急変してしまうからです。
このため、大雪が降る予報が出た場合は夏のようにスダレをかけておいたほうがいいでしょう。
柿の葉、藁、水草などを入れる
あと、越冬中はメダカは全く体を動かさないため、柿の葉や藁、水草など隠れ場所を入れてあげるといいでしょう。
ただし、これらのものはなくても越冬させることは可能です。
屋内のメダカは越冬させる必要がある?
屋内のメダカは越冬させる必要があるのでしょうか?
屋内の場合は温度が15度以下にならないこともあります。この場合は越冬させずに普通に飼育して大丈夫です。
ただし、エサは食べる量が少なくなるため、夏の半分ぐらいの量に減らしたほうがいいでしょう。
とはいえ、温度差があるとメダカにとってよくないため、
屋内でメダカを越冬させる場合はヒーターなどで保温したほうがいいでしょう。
メダカの越冬はいつまで?
メダカの越冬はいつまでさせればよいのでしょうか。これは水温が15度以上になるまでで3月から4月ぐらいだと思います。
気温が上がると自然と活動を始めるため、メダカが元気よく泳ぎ始めたらエサを与えても良いでしょう。
メダカが越冬できる大きさ・針子は冬眠できる?
メダカの針子は越冬させることができません。特に生まれたての針子は低温に弱く、15度以下ではうまく育たないでしょう。
このため、晩秋から初冬にかけて産まれた針子に関しては屋内で育てたほうがいいでしょう。
一方で、1センチぐらいのサイズに成長し、稚魚と呼ばれる段階のメダカは15度以下でも死ぬことはあまりありません。
稚魚の終わりから若魚(1.5センチから2センチぐらい)にかけてのメダカであれば真冬でも屋外で越冬できます。
まとめ
メダカの越冬は簡単です。水深が深い容器を用意し、エサを与えなければまず死ぬことはありません。
ただし、弱い個体は死んでしまうためもし全部越冬させたいなら屋内で冬越しさせましょう。
コメント