更新日時: 2021年/05月/19日 by aruna
そこで、コバエフリーでクワガタを飼育するためには、このキノコバエを集中して退治していくことになります。
キノコバエの退治法
キノコバエの退治法を紹介します。
ケースを密封する
まず、キノコバエを退治するためには、ケースを密封することです。
キノコバエは少しの隙間さえあればどこにでも侵入してきます。コバエシャッターなど、コバエ対策ケース以外を使用すると、ほぼ全てのケースで侵入してきます。
このため、私は現在コバエ防止機能があるケースのみを使用しています。コバエシャッターの他にも鈴木製作所のプラケースなどコバエが入ってこないケースはあるので、お好みで選ぶといいでしょう。
ただ、コバエシャッターは値段が高いです。普通のプラケースの倍ぐらいするので、お金がない方はケースのフタと本体の間に不織布などを挟むとよいでしょう。
不織布とは台所ネットなどに用いられる細かい穴が開いた布のことです。
百円ショップなどに売られているので、是非購入してみてください。
コバエ対策ケースを作る
最終的に行き着いた飼育容器がこれ。
100均の5Lタッパーの蓋に穴空けて綿シール貼れば完成。
安価で大容量な上、コバエ許さない飼育にはもってこい我が家で、小〜中型虫の産卵セットや大型メガソマ幼虫の管理、その他クワガタ幼虫多頭飼育に最適。 pic.twitter.com/OUJ4CgQwnr
— tako (@Vespa_tako) 2019年6月4日
ただ、プラケースに不織布を挟んだだけだと、コバエ対策としては不十分なことが多いです。
そこで、コバエシャッター並みの効果を持つ、コバエ対策ケースの作り方を紹介します。
まず、ダイソーなどでタッパーを購入します。このタッパーのふたに穴をあけ、不織布を貼り付けます。
こうすることで、穴からコバエが侵入できなくなると同時に、コバエが外に出るのを防ぐことができます。ちなみに不織布は何枚にも折り重ねて使うと破れにくいですが、あまり重ねすぎると窒息してしまうため注意が必要です。
この自作ケースは値段が安いですし、意外とコバエ予防能力が高いので非常におすすめです。
コバシャは値段が高くてちょっと・・・とお考えならば是非お試しください。
マットを冷凍する
昆虫マットを冷凍処分するのも、コバエ対策としては非常に強力です。
冷凍庫などでマットを冷凍すると、キノコバエの卵や幼虫を凍死させることができます。
実際、プロブリーダーなどは専用の冷凍庫を持っていて、マットを使う前に必ず冷凍処分している人もいます。
この方法はハエ以外にもダニや線虫など、あらゆる害虫を駆除できます。そのため、マットの劣化を防ぐこともできます。
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