更新日時: 2019年/08月/15日 by aruna
また、スマトラオオヒラタは日本に帰化するおそれがあるとして、要注意外来種に指定されています。
そのため、部屋の中で飼っていれば冬でも保温しなくても死ぬことはありません。
スマトラオオヒラタの産卵セット
スマトラオオヒラタのメスは、朽木と昆虫マットに産卵します。
むしろ朽木よりもマットを好むので、ケースにはマットを敷くだけでいいでしょう。
セットの方法は、飼育ケースにマットを敷いて、すりこぎ棒や自分の拳などで思いっきり堅詰めします。
ケースの半分ほど堅詰めし終わったら、その上に3センチほどふんわりとマットを敷き、足場や昆虫ゼリーなどを入れます。
あとは一か月ぐらい放置しておけば大量の卵と幼虫が取れているはずです。
どうしてもうまくいかない人へ
スマトラオオヒラタは本来繁殖が非常に簡単です。
しかし、冒頭でも説明した通り、どうしてもうまくいかない人が多いです。
うまくいかない人の原因は大きく分けると2つです。
一つ目はペアリングです。スマトラヒラタをブリードするとき、メスを死なせたくないためにハンドペアリングをさせる人が多いです。
ハンドペアリングは一回しか受精のチャンスがないので、スマトラオオヒラタのメスが妊娠しないことがあります。
そのため、スマトラオオヒラタをペアリングさせる際はオスの大あごを縛るなどの工夫をして、メスと一日でもいいので同居させたほうがうまくいくことが多いです。
コメント