更新日時: 2019年/12月/31日 by aruna
パラワンオオヒラタのペアリングは少し難しいです。パラワンオオヒラタのオスはとても凶暴で、メスをケースに入れると挟んで攻撃します。
この凶暴性は大きさに比例するので、大型のオスほど攻撃性が高くなります。このため、もしケースにメスを何日も放置した場合、真っ二つにされる可能性が高いです。
私も小学校高学年の頃パラワンをペアリングさせたとき、何も考えずに同居させてしまいました。翌日飼育ケースを見ると、メスの羽が穴だらけでボコボコにされていました。
このような事態を避けるため、パラワンオオヒラタをペアリングさせる場合は、ハンドペアリングをおすすめします。
ハンドペアリングはメスの上にオスを載せて、強制的にペアリングさせるという手法です。
もちろん、目を離すとメスが挟まれるので、ペアリングが終わったら速やかにオスをはがします。
ただ、ペアリング不成立となった場合、一瞬のスキをついてメスに危害を加える場合もありますし、ずっと虫のペアリングを観察しているのはかなり暇です。
そこで、オスの大あごを縛ってしまい、メスを挟めなくするという方法があります。
この方法では、ビニールタグなどでオスの大あごを縛り、メスと同じケースに入れます。
そしてペアリングが済んだのを確認したら、すみやかにオスを取りだし、ビニールタグをほどきます。
この方法なら、ハンドペアリングよりも確実で安全なので、オスが凶暴で手を付けられない場合は是非お試しください。
パラワンオオヒラタの飼育温度
パラワンオオヒラタをペアリングさせる場合は、24度以上に温度を上げる必要があります。
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