更新日時: 2019年/05月/26日 by aruna
白点病は魚が感染する病気の中で最もポピュラーな病気です。
白点病は25度以下で感染する可能性が高いため、熱帯魚よりは金魚やメダカなどによくみられます。
海水魚と淡水魚の白点病は全く違う病気なので、治療法も異なります。
今回は淡水魚の場合の治療法を解説します。
白点病は厄介
白点病は魚の皮膚の奥深くに寄生します。そのため、メチレンブルーなどの薬を入れても実は全く効果がありません。
薬で退治できるのは魚の体から離れた白点虫だけです。
そのため、薬や塩などで水中に漂っている白点虫を除菌することしかできず、治るのに時間がかかります。
白点病の原因
白点病の原因である白点虫は、48時間程度魚の体表に寄生した後、大きく成長した後に再び体表を離れます。
この際に魚の体液を吸い取るため、白点が急増するように見えます。
体表から離れた後は水中や底砂の中で卵を産んで増殖し、再び魚の体表に寄生します。
このサイクルを短期間で繰り返すため、白点病はあっという間に水槽内に蔓延します。
白点病は完治したと思い込みやすい
白点病は一度魚の体表を離れて、水中を漂うという性質です。一時的に白点が減ることがあるため、治ったと勘違いしがちです。
しかし、白点病が治ったわけではなく、再び魚の体表に寄生して増え始めます。
白点病の治療は根気がいる作業なのですね。
白点病は絶対に持ち込まない
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