更新日時: 2019年/08月/04日 by aruna
シロヘリオオツノカナブンの飼育と繁殖について解説!
シロヘリオオツノカナブン(シロヘリミドリツノカナブン)は、アフリカのタンザニアなどに生息する甲虫です。
日本のカナブンよりも大型になり、カラーバリエーションがとても豊かなため、熱狂的なマニアに支持されています。
この記事では、シロヘリの飼育や繁殖、販売情報などを解説していきます。
シロヘリ無料譲渡について(2019年度分は終了しました)
あなたもシロヘリオオツノカナブンを実際に飼育してみませんか?
今年(2019年7月)羽化した個体(オス20頭前後、メス6頭前後)を先着順で無料譲渡(送料のみ負担)いたします。
ちなみにこの画像の個体のひ孫(CBF3)です。
グリーンの発色が強い個体が多いですが、中には上記のような無紋タイプや
オーベルタイプの個体も混じっています。
今年は一匹もいませんでしたが、ブルーの発色が強い個体や赤系の個体も去年は何頭かいました。ヤフオクで3年前に購入したのですが、値段が普通のシロヘリより高かったのでおそらく種親の血統が良かったのだと思います。
欲しい方はお問い合わせフォームより連絡していただくか、この記事にコメントをお願いします。
※全頭引き取っていただける方のみ
シロヘリの飼育難易度
シロヘリは非常に丈夫な昆虫なので、飼育はとても簡単です。
また、繁殖力も極めて強く、ゴキブリ並みの生命力を持っているため、国産カブトムシより10倍楽にブリーディングが可能です。
ただし、後述しますが羽化するときに温度が高くないと羽化不全が増えるという欠点があります。そのため上手に飼育するためにはクワガタなどより高めの温度で飼育するようにしましょう。
シロヘリのサイズと飼育設備
シロヘリは3センチから4センチほどにしかなりません。国産のカナブン以上、カブトムシのメス以下ぐらいの体長です。
そのため、プラケースの小程度の大きさのケースで十分に飼育できます。
また、喧嘩をしないため、集団で飼育できるためスペースを取りません。
集団で飼育する場合は、プラケースの中サイズから大サイズを用意するとよいでしょう。
ちなみにプラケースの大サイズで成虫20匹程度は余裕で飼育できます。
シロヘリの飼育温度
シロヘリの飼育温度は、成虫の場合は20度から28度程度です。
ただ、クワガタ類よりも高温を好むため、25度程度でないと産卵行動に至らないことがあります。
幼虫の場合、低温にも強く、室内なら保温しなくても越冬できます。
シロヘリの繁殖方法
シロヘリの繁殖は、極めて簡単です。
おそらく、昆虫ショップに売られている虫の中で最も簡単な部類に入ります。
シロヘリのペアリング
シロヘリはペアリング欲が旺盛なので、オスとメスを同じケースにいれれば即ペアリングがスタートします。
ちなみに、産卵セットにオスを入れっぱなしにしても邪魔をしないので、産卵セットにオスとメスを複数投入して放置するスタイルで問題ありません。
シロヘリの産卵セット
シロヘリは、土の中に卵をばらまいて産卵します。
そのため、シロヘリの産卵セットは、カブトムシと同じように、ケースの半分以上に昆虫マットや腐葉土を入れます。
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