更新日時: 2019年/06月/23日 by aruna
金魚をほかの魚と混泳させることはしない方がいいです。
金魚はほかの魚が持っている寄生虫や病原菌に感染しやすいです。
そのため、熱帯魚を別の水槽で飼育していても、網やバケツから感染して謎の病気が発生することもあるぐらいです。
また、逆に金魚から別の魚への伝染も起こります。
このことから、金魚をほかの種類の魚と混泳させるのはやめたほうがいいでしょう。
金魚同士の混泳について
また、同じ金魚同士でも混泳にはリスクがあります。
変な病気のキャリア(感染していても病気が発症していない状態)持ちの金魚とそうでない金魚を混泳させた場合、
水槽内が全滅してしまう事故は非常に多いです。
入念なトリートメントで防げますが、リスクが高いので新しい魚を導入するのはできればしない方がいいです。
丸手と長手の混泳について
丸手(リュウキンやランチュウなど)と長手(和金・シュブンキン)を混泳させるのは良くないといわれています。
理由は丸手の金魚は泳ぎが遅いため、長手にいじめられるからだとされています。
しかし、獰猛な性格の丸手もいますし、逆におとなしい長手もいます。
このように、やってみるまで全く読めないのが混泳なのですが、無用なトラブルを避けるためにも同じような姿形をした金魚を混泳させるようにしましょう。
金魚と水草について
金魚はもともと草食傾向が強いので、水草を入れると食い荒らします。
マツモやアナカリスのような有茎草を入れるとあっという間に葉がなくなってしまいます。
そのため、金魚と水草水槽は相性が良くないとされています。
また、水草は弱酸性の環境を好みますが、金魚はアルカリ性の硬水を好みます。
水質が合わないので、ネイチャーアクアリウムのような本格的な水草水槽で金魚を育てるのは不可能だといってよいでしょう。
ですが、個体によっては水草を食べないものもいますし、琉金やランチュウなどの丸手の金魚はそこまで水草を食べません。
さらに、アヌビアスナナやミクロソリウム、ウィローモスなどの陰性植物は金魚が食べませんし、アルカリ性でもある程度育つので、これらを植えるとよいでしょう。
金魚水槽にヒーターは必須?
結論から言うと、金魚にはヒーターはあったほうがいいです。
理由としてはエラ病などの病気にかかりづらいからです。
寄生虫や原虫類は15度~20度で最も増えるため、春先や秋口は病気が多発します。
ヒーターがあれば病気のリスクを減らせますし、転覆病にもなりづらいので導入をおすすめします。
金魚の底砂について
金魚を水槽で飼育するときは底に砂を敷いた方がいいです。
底砂があったほうがバクテリアが定着しやすくなるというメリットのほかに、転覆病を予防するという効果もあります。
この時用いる砂はなんでも構いませんが、できれば中性やアルカリ性などに水質を近づける効果がある砂を使ったほうがいいです。
具体的には大磯砂などです。また、中性に近づけるソイルを使ってみてもいいでしょう。
石や流木を入れない方がいい?
よく、金魚の水槽には石や流木を入れない方がいいといわれていますが、そんなことはありません。
いくら泳ぐのが苦手なランチュウやピンポンパールでも石をよけることぐらいはできます。
しかし、ネイチャーアクアリウムのように石や流木を入れすぎると面積がなくなってしまうので、入れすぎには注意しましょう。
金魚のトリートメントについて
コメント
はじめまして!水槽初心者です。
和金を育てようと水槽の購入を考えているのですが、何点かご相談させてください(>人<;)
水槽は投げ込み式のフィルターがセットなっている物を買おうと思ってます。アヌビアスナナなどの育てやすい水草を入れたいのですが、大磯砂を入れ、二酸化炭素なしで育てる事ができますか??
あと照明のワット数はどれぐらいあった方がいいのでしょうか??
大雑把の質問で申し訳ないのですが、ご返答いただけたら幸いです(*^^*)
イヴさま
返信が遅れてしまい申し訳ありません。
アヌビアスは非常に強い水草なので大磯でもOKです。
照明なしでも光さえあれば生きているので、好きなものを買えばいいと思います。
以上、参考になれば幸いです。
お返事ありがとうございます♪♪
水槽立ち上げがんばります(*^^*)