更新日時: 2019年/06月/23日 by aruna
ピラルクは滅多に病気にかからない非常に丈夫な魚です。ブラジルではピラルク以外生きられないような汚いため池でも元気に成長することで知られています。
そのため、病気に関しては心配しなくていいでしょう。
ピラルクの寿命
ピラルクの寿命は飼育下では15年から20年程度です。ですが、自然界ではもっと長生きしている個体がいるようです。ブラジルで長年養殖に携わっている人でも詳しい寿命については把握していません。おそらく飼育下ではピラルクを長生きさせることは難しいのだと思われます。
ピラルクの繁殖
ピラルクの人工繁殖は現時点では実現していません。ブラジルでは大きな池にピラルクを放流していたら勝手に繁殖していたという話もあるようですが、噂レベルです。
公式な記録ではピラルクの繁殖はまだ一例もありません。ピラルクは現地では2月か4月ごろに繁殖期に入ります。
ピラルクはベタやシクリッド、アロワナなどと同じマウスブルーダーとして知られています。
メスが産んだ卵をオスが口にくわえて孵化まで面倒を見ます。
ピラルクの販売情報
このように個人での飼育がほぼ不可能なピラルクですが、熱帯魚店などで稚魚が販売されている姿を頻繁に目にします。大型魚をたくさん扱っている熱帯魚ショップでは年に何回か入荷しているようです。
値段は綺麗な個体(レッドピラルクと呼ばれる赤色の発色が綺麗な個体)では数万円前後、ノーマルタイプの稚魚なら数千円~1万円前後と驚くほどリーズナブルな場合もあります。
入手は簡単ですが、上記で説明しているように終生飼育は困難です。
まとめ
コメント