更新日時: 2021年/05月/18日 by aruna
ここからはクワガタの寿命を延ばす方法を紹介します。ただ、先述の通りクワガタの寿命は個体差が大きいため、大事に飼育してもすぐに死ぬこともありますし、雑に飼育しても長生きしていることもあります。
また、もちろんですが、種類の限界を超えて長生きすることは滅多にありません(ミヤマクワガタが何年も生きている等)
とはいえ、これらを踏まえてできる限りのことを実践していれば、クワガタの寿命を多少伸ばすことは可能です。
湿度に気を付ける
クワガタの死亡原因の第一位は乾燥です。クワガタはしばらく餌がなくても生きていけますが、水分がなくなるとすぐに死にます。
そのため、ケース内が乾燥していないか定期的にチェックすることが重要です。
コツとしてはコバエシャッターなどの湿度を保ちやすい環境で、マットをある程度多めに入れておくことです。
乾燥も大敵ですが過度の湿気もよくありません。特にマットの量が少なかったり、エサが腐っているのを放置したりすると、ケースの中が尿などでグチャグチャになってしまうこともあります。
クワガタは口呼吸ではなく、腹部にある気門から酸素を取り入れています。そのためケースが水浸しになると気門がふさがって窒息死してしまうため過度の湿気にも注意が必要です。
これを防ぐためには定期的にマットを交換するのがベストです。
クワガタを長生きさせるには湿度の管理が一番大事なので、なるべく快適な環境で飼育してあげるようにしましょう。
産卵後のケア
クワガタのメスは産卵が終わったら栄養不足で死にやすくなります。メスの寿命を延ばすためにはすぐにエサを与えて体力を回復させるとよいでしょう。
巷でよく言われるのは高タンパクゼリーや昆虫の死骸など、動物質の餌をたくさん与えるとよいと言われています。
まとめ
クワガタの寿命は種類によって異なります。特に野生のクワガタは羽化してから時間が経っているため寿命が短い傾向にあります。
長生きさせるためには湿度に気を付け、栄養たっぷりの餌を与えてなるべく清潔な環境で飼育してあげてくださいね!
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