更新日時: 2022年/06月/07日 by aruna
また、陸地がないと溺れてしまいますし、エサも陸上においてあげる必要があるので水深を浅くします。
水深はどれだけ深くとも10センチ程度にします。水深は干潟を再現するために浅い部分と深い部分を作ってあげてもいいでしょう。
イメージ的にはカメやカエルを飼育するときのように、水槽に砂をしいて陸地を作るか、植木鉢などを水面から露出します。
マッドスキッパーに必要な飼育用品
マッドスキッパー(トビハゼ)の飼育にはフィルターとヒーターなど、基本的な飼育用品さえあれば大丈夫です。
フィルターは水深の関係上外掛け式や外部式は使えないので、水作エイトやスペースパワーフィットなどの投げ込み式を用いるのが主流です。
マッドスキッパーの適温は25度前後ですが、干潟は温度変化が激しいので冬場にヒーターさえ入れておけば神経質にならなくてもいいでしょう。
普通の水槽で飼育している人も
上記のやり方は水の量が少ないので頻繁な換水が必要です。しかし、ネット上を調べると、普通の汽水水槽に発泡スチロール片を浮かべただけでトビハゼを3年以上飼育している人を発見しました。
ただ、この個体は売られているマッドスキッパーではなく自力で採集した日本産のトビハゼのようですが。
別のサイトを見ていると水槽に浮き場を作っただけのセットは良くないと書かれていましたが、このようなやり方でも大丈夫なようです。
マッドスキッパーの混泳
マッドスキッパーは水深を浅くする必要がありますし、そもそも汽水魚なのでほかの魚と混泳させるのは難しいです。
ただ、ミドリフグなど同じ汽水魚同士で混泳させている人も中にはいます。
また、シオマネキなどマッドスキッパー(トビハゼ)と同じ干潟で生息している生き物は同じ水槽で飼育できます。とはいえ、水槽でたくさん生物を収容していると水が汚れやすくなるため大型の水槽で飼育しましょう。
同種同士はケンカに注意
トビハゼなどのマッドスキッパーの仲間は縄張り意識が強く、同種同士で激しく争うことがあります。
これはマッドスキッパーに限ったことではなくハゼ全体に言えることです。
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