更新日時: 2022年/06月/07日 by aruna
ウメボシイソギンチャクは単為生殖(一匹でも繁殖する)します。
子供を口から直接吐き出すという習性をもっており、頻繁に子供を産んで増えていきます。
私の水槽でも10匹近くの小さなイソギンチャクが繁殖しています。
ウメボシイソギンチャクの繁殖の条件はよくわかっていないことが多く、どうやったら増えるのかは調べてもはっきりしませんでした。
ですが、ウメボシイソギンチャクの体内で子供が作られるのは時間がかかるらしく、ある程度大きなイソギンチャクでないと増えません。そのため、ウメボシイソギンチャクの繁殖を狙うのなら大きめの個体を用意しましょう。
あと、ヤドカリやカニなどが食べてしまうこともあるようで、ウメボシイソギンチャク以外の生き物をなるべく入れないようにすると増えやすいです。
ウメボシイソギンチャクの寿命
ウメボシイソギンチャクの寿命は詳しいことはわかっていません。
イギリスの博物館では80年近く生きた個体もあるそうです。
ただ、水が汚れたりエサがなくなると普通に死んでしまうようなので、不死身の生命体というわけではないでしょう。
ウメボシイソギンチャクの採集
ウメボシイソギンチャクは磯に生息しています。ですが、ある程度自然環境が整った場所にしか生息していないようで、私は一度も見たことがありません。
大抵の場所にはタテジマイソギンチャクがいることがほとんどです。天然記念物にも指定されているため、実は結構珍しかったりします。
ウメボシイソギンチャクの販売
ウメボシイソギンチャクはあまりにも身近すぎるため海水魚ショップなどではほとんど売られていません。ですが、チャームに定期的に入荷があるため入手自体は簡単です。たまにヤフオクなどでも個人が採集した個体が売られています。
まとめ
ウメボシイソギンチャクは身近な生き物ですが鮮やかな赤色がとても美しいです。
飼育は人工海水とエサを定期的に与えることができれば金魚やプラティよりも圧倒的に簡単なので、ぜひ飼育してみてくださいね!
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