更新日時: 2020年/11月/17日 by aruna
無事に上陸して蛹になってしばらくすると、ゲンゴロウの成虫が羽化します。
ゲンゴロウの繁殖は難しい
ゲンゴロウの繁殖はかなり難しいようです。産卵までは簡単なのですが、幼虫を必ず個別飼育しなければいけないのがネックになります。
幼虫は水の汚れに弱いですし、成虫のように乾燥飼料を食べないので生餌を与える必要があります。
また、ゲンゴロウは近親交配に弱く、クワガタのように累代すると血が途絶えてしまう確率が高いようです。
ゲンゴロウの寿命
ゲンゴロウは水生昆虫の中では比較的長寿です。ナミゲンゴロウの場合3年近く生きることもあります。
ゲンゴロウの販売
ゲンゴロウは熱帯魚ショップなどで時折販売されています。ホンゲンゴロウだけでなくクロゲンゴロウやコガタノゲンゴロウなども購入することができます。
ゲンゴロウの採集
クロゲンゴロウやハイイロゲンゴロウなどは、都市部の池や田んぼなどにもまだ生き残っています。たも網ですくえば簡単に採集できます。
一方で、コガタノゲンゴロウやナミゲンゴロウなど、緑色で大きいゲンゴロウはほとんどの地域で絶滅危惧種に指定されています。
採集地として有名な地域の休耕田などを狙うか、山の中のため池などを捜索するしかありませんね。
ゲンゴロウの採集は網ですくう方法とトラップを使う方法があります。
お魚キラーなどに煮干しを入れておくとゲンゴロウが採集できる場合があります。
まとめ
ゲンゴロウの飼育は一見簡単なようで実はそこそこ難しいです。水の汚れに弱いのでこまめに水換えするようにしてくださいね。
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