更新日時: 2022年/06月/06日 by aruna
使いやすさというメリットは享受しづらいため、水作エイトとロカボーイ気に入ったものを使ってOKです。
ロカボーイと水作エイトの構造の違い
水作エイトとロカボーイは非常によく似ていますが実は構造は大きく異なっています。
水作エイトの構造
水作エイトのろ材はウールマットです。カバーの中にウールマットが装着されていて、バクテリアの住み家となります。
構造がとてもシンプルでメンテナンスしやすいだけでなく、中心部分に活性炭カートリッジなどを取り付けることもできます。
実際、活性炭カートリッジやコケ抑制カートリッジが装着済の水作エイトも販売されています。
ロカボーイの構造
ロカボーイはウールマットの中に活性炭が入っています。ロカボーイのウールマットが破れやすいのは実はこの活性炭が原因だったのです。
実はロカボーイはバクテリアによる生物濾過ではなく、活性炭による吸着濾過がメインのフィルターだったのです。
生物濾過はバクテリアが定着すれば半永久的に効果を発揮しますが、吸着濾過は活性炭の吸収力がすぐになくなるので一か月程度で効果がなくなります。
おそらく販売元のGEXはろ材を消耗品にすることで頻繁な買い替えを喚起して儲けようとしたのでしょう。まあ、これも企業努力なので全然悪いことではありませんが。
ですが、活性炭の効果がなくなってもロカボーイの性能はとくに落ちなかったので同じろ材を使い続けても大丈夫だと思います。
実はコンセプトが全く異なっていた
水作エイトとロカボーイは外見は同じでも濾過の仕組みがかなり異なっています。水作エイトが物理濾過+生物濾過がメインなのに対し、ロカボーイは活性炭による吸着濾過がメインだったのです。
もちろん水作エイトにも活性炭カートリッジがあるので吸着濾過もできますが、取り外しできるので一か月ぐらいたったら捨てることができます。
一方でロカボーイはろ材と活性炭が一体化しているので吸着濾過の効果を維持するのなら頻繁にろ材を買い替える必要があるのです(私は2年ぐらい換えていないですが笑)
ただし、冒頭でも言いましたが両者の大きな性能面での差はほとんどないです。別にロカボーイの活性炭の効果が切れてもウールマットの表面にバクテリアが定着しているので問題はありません。
ロカボーイは薬浴にはNG
気を付けなければならないのは、ロカボーイはろ材に活性炭が含まれているので薬浴中に絶対に使ってはいけないということです。活性炭は薬の成分を吸着してしまうので薬浴の意味がなくなります。水作エイトも活性炭カートリッジは取り外しましょう。
外見は圧倒的に水作エイト勝利
外見面では冒頭でも触れましたが水作エイトが圧倒的に勝っています。
カラーバリエーションも豊富ですし、使い込めば使い込むほど味が出てくるので外観を損ねません。
外見面では金魚水槽など生体メインで投げ込み式フィルターを入れるときは水作エイト一択だと思います。
値段を比較
ロカボーイと水作エイトの値段をAmazonで比較するとこのようになりました。
水作エイトM:595円
水作エイトとロカボーイを値段で比較すると、ロカボーイの方が安いです。ただ、圧倒的に安いのではなく数十円ぐらいの差でしかありません。
私もお小遣いが少ない子供のころからロカボーイではなく水作エイトを購入していました。誤差のような範囲なので好きな方を選べばいいと思います。
まとめ
水作エイトとロカボーイを比較してみましたが、私は水作エイトを推します。やはりアクア用品はある程度デザインが大事だと思います。
実際、ADAのアクア器具はデザインがかっこいいだけでGEXの製品の何十倍もの価格で販売されています。
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