更新日時: 2023年/09月/03日 by aruna
今回はメダカのエサのおすすめについて説明します。
また、メダカのエサは配合飼料と生餌はどっちがいい、どのエサがおすすめなのかというメダカの餌に関するあらゆる疑問を徹底解説します。
メダカの餌は重要
メダカ飼育において餌は重要です。特に室内の水槽で飼育する場合は栄養が不足しやすく、痩せて死んでしまうことがあります。このため、太陽光が全く当たらない地下で営業しているとある熱帯魚店では、イトミミズが入った皿を設置してメダカに自由に食べさせています。
一方で餌のあげすぎやタイミングにも注意が必要です。水換えの直後や新しくメダカを買ってきた直後にエサを与えると消化不良を起こして死んでしまうことがあります。このように、メダカを上手に飼育するためには餌やりを適切に行うことが大切なのです。
メダカの餌やりは複数回、少しづつが基本
多くのメダカショップや業者などでは、メダカのエサは一日複数回、数十秒で食べ尽くす量を少しづつ与えているようです。
メダカは胃袋を持たないためエサを体内に留めておくことができません。このため、自然界では1日中水中に漂っているプランクトンなどを少しづつ食べているようです。
そこで、1日3回から5回程度にエサをやる回数を細かく分けて自然界に近づけようというわけですね。
また、エサを少しづつ与えるのは、メダカにエサをあまり一度にたくさん与えると消化不良を起こしたり食べ残しが水を汚すという意味もあります。
エサを入れっぱなしにするのもあり
一方、エサを入れっぱなしにするという方法もあります。先程の地下で営業している熱帯魚ショップのようにメダカが好きなときにエサを食べることができる環境を整えてあげるというやり方です。
実際、このショップではイトミミズをエサとして用いるようになってから、死ぬメダカの数が激減したそうです。また、このショップのメダカは一切太陽光が当たらないにも関わらず毎日卵を産みまくっており、袋詰された特売メダカですら袋の中で産卵しています。
ただし、イトミミズを入れっぱなしにすると水が痛みやすくなるため頻繁に水換えが必要です。
そこで、ソイルや水草を多めに入れてミジンコやゾウリムシなどの生餌を入れれば、食べ残しはそのまま水槽内で生き続けるため水が汚れませんし、メダカがお腹が空いたときに少しづつ食べることができます。
もっと工夫すると、コリタブやプレコのエサなどの水中にとどまり続けるタイプのエサもメダカには非常に有効です。私は現在コリドラス用のエサをメダカに与えていますが数時間で食べ尽くすほど好んで食べています。
生餌と配合飼料はどちらがいいのか
メダカのエサはミジンコなどの生きたエサか粉エサなどの配合飼料どちらがいいのでしょうか?もちろんミジンコやゾウリムシなどの生きたエサを与えればメダカの成長は早くなりますし、成魚の場合は太って健康な個体になりやすくなります。ですが、生きたエサは管理が大変ですしコストも掛かります。
このため、メダカ専門店ですら配合飼料を使っている方も多いです。特に趣味レベルでメダカを飼育されるのであれば配合飼料のみでもなんら問題ありません。
ただし、稚魚の場合は配合飼料よりゾウリムシなどの生きたエサを使ったほうが生存率が高まりますし成長も格段に早いです。
外でのメダカのエサ
外でメダカを飼育する場合、飼育水にはプランクトンが多数発生しているため、ただ飼育するだけならあまり頻繁にエサを与える必要はありません。ブリーダーでもない限り1日1回で十分だと思います。
ただし、卵を産ませるためにはたくさんエサを与える必要があるため、そういった場合は多めに与えるか回数を増やすしかありません。
外ではフィルターなどが使えないため、エサを与えすぎると水が汚れやすくなります。産卵時と早く成魚に育てたいとき以外はたくさんエサを与えるのはやめたほうがいいでしょう。
メダカのエサのおすすめ「配合飼料編」
メダカのエサのおすすめを紹介します。ここでは粉エサとも呼ばれている配合飼料でおすめのエサを紹介していきます。
ヒカリ (Hikari) メダカのエサ 産卵繁殖用
ヒカリ (Hikari) メダカのエサ 産卵繁殖用は大手飼料メーカーのキョーリンが販売しているメダカのエサです。
メダカの餌の中では最も人気があるエサで、初心者からプロのブリーダーまで幅広く使用しています。繁殖用という名前の通り、高栄養なのでメスが抱卵しやすいと多くの方が実感しています。
私も最近使っていますがさっそく抱卵するメスが増えました。さらに、今まで抱卵していたメスも卵の数が明らかにアップして倍ぐらいの卵が取れるようになりました。
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