更新日時: 2023年/09月/03日 by aruna
メダカは急な温度差に弱く、中には3時間以上かけて温度合わせをする方もいらっしゃいます。
温度合わせが終わっても、すぐに魚を入れるのではなく、少しづつ水槽の水と混ぜて徐々に慣らしていきます。これを水合わせと言います。メダカは温度合わせと水合わせをきちんと行わないとショック死したり消化不良を起こして死んでしまう可能性があります。
メダカは極端に温度変化に弱い?
この温度合わせと水合わせは観賞魚飼育の基本ですが、実はメダカ以外の殆どの魚は適当でも大丈夫です。
グッピーや金魚などの丈夫な品種は多少適当でも死ぬことはありません。
ですがメダカは適当に温度合わせすると死ぬことがあるため、温度合わせは最低3時間行うか温度計で温度差が0.5度以内になるように測りましょう。
購入後エサをすぐに与える
さらに、購入した直後にメダカにエサを与えるのも突然死の原因となります。メダカは胃腸を持たないため消化不良を起こしやすいそうです。
このため、導入直後の弱った状態でエサを与えるとお腹にエサが詰まってしまい、そのまま死んでしまうことがあります。先日私の父も購入したその日にメダカにエサを与えてしまったためメダカが死んでしまったそうです。
メダカはエサをあげなくても水槽に生えている目に見えない苔や有機物を食べて生きていけるので、エサを与えるのは1日待ちましょう。さらに購入後1週間ぐらいはエサの量を控えめにすることも重要です。
水換え後も注意
さらに、水換えした直後にエサをあげるのもメダカにとってはよくありません。もちろん温度をお湯などで調節していれば大丈夫ですが、冬場などにあまりにも温度差がある状態でエサを上げると消化不良を起こします。
温度を調節するか部屋の中に水が入ったバケツを置いてしばらく待ち、温度差が小さくなってから水換えするようにしましょう。
私は1000円前後で売られているハンディタイプの温度計で水温をチェックしてから水替えするようにしています。温度差があればお湯を足してできるだけ差が生まれないようにしてから水を換えています。
病気
その他にメダカがすぐに死んでしまう原因は病気が考えられます。細菌性や寄生虫性の病気ではメダカがすぐに死んでしまうものもあるため注意しましょう。メダカに血がついていたり、白いものが付着していたり、ヒレがぼろぼろになっていたり、エラが腫れたりエラを苦しそうに早く動かしていれば病気の可能性が強いです。
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