更新日時: 2023年/09月/03日 by aruna
塩浴させているときにエサは与えても与えなくても大丈夫ですが与えすぎると水質を汚してしまったり消化不良を起こすので注意しましょう。ゾウリムシやPSBなどの生きた餌は消化吸収が良いのでおすすめです。
塩浴は寄生虫と細菌、両方に効果があるためまずは塩浴で様子を見ます。
塩浴させて24時間で効果がなければ薬浴に切り替えます。
薬浴
症状がひどかったり体に病原体が付着していると思われる場合は薬浴を開始します。薬浴は、細菌性の場合はグリーンFゴールド、観パラD、エルバージュエースなど、黄色い薬のどれかに加えてアグテンやメチレンブルーなどの青い薬を混ぜて使います。
これで、尾腐れ病の原因である細菌に加えて、表皮に寄生する病原体も駆除できるため理論上ほとんどの病気に効果があります。
もし薬が2つ用意できなければエルバージュだけでも使いましょう。なぜならメダカは細菌感染症に弱いためエルバージュを使うと大抵の病気はよくなることが多いからです。
薬はどれでも大丈夫ですが、グリーンFゴールドの顆粒タイプやメチレンブルーなどは水草や貝、エビを殺すので注意しましょう。水槽ごと薬浴させる場合はエルバージュか観パラを使います。
尾ぐされは細菌が原因であることがほとんどなので薬浴させれば大抵は大丈夫ですがそれでも回復しないことがあります。
この場合は寄生虫が原因であることが考えられるので、プラジプロ、リフィッシュ、レスバーミンなどの寄生虫用の薬を使用します。
まとめ
メダカのヒレはヒレナガタイプを除き、あまり破れることはありません。このため、もしヒレが破れているメダカを見つけたらよく観察しましょう。ヒレが破れている部分が白くなっていたり、粘膜のようなものが付着していない限りは単なる怪我なので放置しておけば大丈夫ですが、そうでない場合は病気なので治療しましょう。
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