更新日時: 2020年/03月/20日 by aruna
ヒラタケ系の菌糸ビンには
ヒマラヤヒラタケ
などの種類があります。微妙に違いがありますが基本的に同じです。
ヒラタケ系の菌糸ビンがおすすめなのは
ノコギリクワガタ
ニジイロクワガタ
など、一般的に昆虫ショップなどで売られているクワガタのほとんどに対応できます。
カワラタケ菌糸ビンの特徴
一方カワラタケの菌糸ビンは25度になると菌糸が劣化してぐちゃぐちゃになることがあります。
また、菌糸が堅く無理に掘り出そうとすると幼虫を潰してしまうこともあり扱いにくいです。ヒラタケ菌糸で育つ種類はカワラタケでも育てることができますが、扱いにくさからほとんどの人はヒラタケ菌糸ビンを用いています。
カワラタケでしか育てられないクワガタがいる
ただし、カワラタケの菌糸ビンでしか育たないクワガタがいます。
レギウス
オウゴンオニクワガタ
この3種類は基本的にカワラタケでしか育ちません。
ほかにもツノボソオオクワガタなど、カワラタケでしか育てられないクワガタは何種類か確認されています。
また、ニジイロクワガタのように、ヒラタケよりカワラタケを使ったほうがいい結果を残す(大きくなりやすい)種類もいます。
菌糸ビンの使い方
菌糸ビンの使い方を紹介します。
一晩寝かせる
菌糸ビンは買ってきた直後は菌糸の動きが活発になっています。菌糸ビンは冷蔵庫で保管されているので常温にさらすと菌糸が呼吸を始めてガスがたまってしまいます。
そのため、一晩常温で寝かせて菌糸の動きを落ち着けます。
肩口まで削る
菌糸ビンに幼虫を入れるとき一つだけ気を付けることがあります。それがビンの肩口までオガクズを削り、スペースを作ってあげることです。
菌糸ビン自体生き物なので常に呼吸していますし、大量に水分を輩出します。そのため、菌糸ビンをそのままにしておくと水分やガスが貯まりやすくなってしまいます。空間を作っておかないと幼虫が酸欠になってしまうことがあるのです。
これを防ぐために菌糸ビンは必ず肩口までオガクズを削って空間を作ってあげましょう。
菌糸ビンの交換タイミング
菌糸ビンの交換タイミングはだいたい70日前後と言われています。それ以上放置しておいても幼虫は死ぬことは少ないですが大きくはなりません。
菌糸ビンの賞味期限
菌糸ビンの賞味期限は常温で3か月ぐらいです。夏場などはもっと短いです。
外見が真っ白できれいでも3か月ぐらい放置しておくと幼虫の餌として使えない状態になってしまいます。
菌糸ビンのアオカビ対策
菌糸ビンのなかに雑菌が入るとアオカビが発生することがあります。カビによって幼虫が死んでしまうことはありませんが、カビを幼虫は消化できないので食べられる部分が少なくなり、大きく育たなくなります。
ここだけの話、アオカビは菌糸ビンの種類によって全く生えないものと生えやすいものがあります。やはり良い菌糸ビンはカビに強い品種が用いられているのでそういったトラブルは発生しにくいです。ちなみにここ近年アオカビが発生した菌糸ビンはD●●だけです笑
おすすめの菌糸ビンは?
私が使用した菌糸ビンの中でおすすめを紹介します。
BQボトル
BQボトルは一本120円という超激安菌糸ビンです。
BQボトルは中古ボトルを使っており通気性が悪いです。
コメント