更新日時: 2023年/09月/18日 by aruna
メダカを飼育しているとヒレや体表から血を流していることがあります。これは怪我でしょうか?それとも病気でしょうか?対処法や治療法を徹底解説します!
きちんと早期に対処すれば死ぬことはないのでお試しください。
メダカが血を流しているのはカラムナリス菌による感染症
メダカが血を流しているのはカラムナリス菌やエロモナスによる細菌感染症が大半です。カラムナリス菌やエロモナス菌は水中に生息している細菌で、皮膚炎や尾腐れ病などを引き起こします。
エロモナスは水質悪化により増殖しますが、カラムナリスは感染力が非常に強く、1匹が発症している時点で水槽に蔓延している可能性が高いです。
対処法は塩浴や薬浴が有効ですが、水槽内に塩を投入するとバクテリアにダメージが出るのでエルバージュなどで薬浴させましょう。重症魚の場合は隔離して薬浴+塩浴を行います。
私の場合、出血しているメダカを確認したらすぐにエルバージュを入れます。エルバージュはペットボトルの水に溶かしておいて冷蔵庫に常備しておくと非常に便利です。
メダカが血を流しているパターン
メダカが血を流しているパターンを紹介します。
点のように血を流している
血が点々のように付着している場合、細菌感染症の初期段階である可能性が高いです。放置しておくと出血が広がり体中に分布するようになります。また、少ししか出血していない場合などは本当に怪我である可能性もあります。ですが、怪我をすると傷口から細菌が入って敗血症を起こす可能性がたるため、どのみち出血を確認したら速やかに治療しましょう。
血だらけになっている
メダカが血だらけになっている場合は細菌感染症がかなり進行しています。速やかに治療を開始しましょう。薬浴だけで収拾しない場合は塩浴も検討します。
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