更新日時: 2023年/08月/27日 by aruna
メダカは室内飼育か屋外飼育、どっちがおすすめなのかについて説明します。私は屋内、屋外とも両方のメダカ飼育経験があります。その経験に基づき、メリット・デメリットについて解説します。
メダカ初心者は屋外飼育のほうが簡単
最初に結論から書くと、メダカ初心者(今まで魚を飼ったことがない方)は屋外飼育のほうが簡単です。なぜなら、メダカは屋外で飼育するとほとんど世話をしなくていいほど飼育が簡単だからです。直射日光対策と大雨対策さえすればあとはほぼ放置で大丈夫なのがメダカの屋外飼育です。
もちろんたくさんメダカを増やして販売などを考えるのであれば屋外でも屋内でもコツがいりますが、初心者の場合は屋外で水鉢やタライなどでメダカを飼育したほうが圧倒的に楽でしょう。
屋内でもメダカ飼育は難しくない
ただし、屋内でもメダカ飼育は決して難しいものではありません。特に金魚やグッピーなどを問題なく飼育できている方はメダカも屋内水槽で同じように飼育できます。
ただし、メダカは屋内だと痩せやすいため餌をたくさん与えたほうがいいことと、細菌性の病気になりやすいので、屋内ではこまめに給餌するのに加え、アグテンなどの薬で薬浴することをおすすめします。特に他の魚を飼育されている方は必ず薬浴させるようにしてください。
メダカは屋内飼育、屋外飼育どちらもメリット・デメリットがある
飼育方法 | メリット | デメリット |
屋内飼育 | 盗難、害獣など外的脅威がない 冬でも繁殖、稚魚育成可能 横から観察できる 病気など異変に気づきやすい 病気治療が容易 | 痩せやすい 電気代などのコスト 大きく育てにくい 産卵数が少なくなる スペースが取りにくい |
屋外飼育 | 成長速度が早い 産卵数が多くなる 水換えの頻度が少ない スペースが取りやすい 電気代が無料 | 秋、冬は活動がストップする 越冬させる必要がある 真夏に煮魚(高温死)になる 盗難、害獣などの外的脅威 病気に気づきにくい 観察しづらい 病気治療が困難 |
メダカの屋外飼育、屋内飼育はそれぞれメリット・デメリットがあります。大事なのは屋外、屋内飼育のメリット・デメリットを理解し、都合よく使い分けることです。
私もメダカ飼育において屋外と屋内を使い分けていますし、使い分けているプロの業者は多いです。もちろん趣味で飼育するのであればどちらでもかまわないですが、本格的にメダカ飼育を始めるのであればどちらも活用されることをおすすめします。
メダカの屋内飼育におけるメリットデメリット
メダカの屋内飼育におけるメリット・デメリットを紹介します。
メダカの屋内飼育のメリット
メダカの屋内飼育の最大のメリットは秋冬でも産卵、繁殖が可能なことです。メダカは日照時間と水温を一定にすることで産卵繁殖が年中可能になります。冬も13時間以上ライトを点灯し、ヒーターで加温すれば繁殖が可能です。
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