更新日時: 2024年/02月/07日 by aruna
かなり濃いですが、メチレンが薄いと毎日水を交換しないとたまごが腐ります。メチレンを濃くすると1週間に1度ぐらいの頻度で大丈夫になります。
容器はメダカのたまごを入れておくだけなので1リットルから2リットル程度あれば十分です。冬の場合は大きめの容器に水を張り、ヒーターで温めてその中にビンを入れるいわゆる湯煎方式で管理するとよいでしょう。
卵が孵化しない場合の対策①10リットル以上の容器+エアレーション
また、メチレンブルーを使わずに卵を保管する方法もあります。
卵が孵化しない場合の対策として、メダカの卵を保管する容器は10リットル以上のものを用いています。
容器が小さいと水が痛みやすくなったり温度が一定にならなかったりして、卵の孵化率が下がります。
また、私は卵の段階からエアレーションを行い水流を発生させてカビや腐敗が起こらないようにしています。
容器を大きくするだけでかなり孵化率が向上しました。
卵が孵化しない場合の対策②エビ・貝を入れる
卵が孵化しない場合の対策として、卵の容器にエビや貝を入れるという方法もあります。
エビはミナミヌマエビ、貝はラムズホーンを用いています。
これらの貝やエビを入れるだけで卵が腐敗したりカビたりするリスクを減らせます。
ただ、当たり前ですが生き物に任せるより、無精卵と粘着糸を取り除いてメチレンブルーを入れたほうが孵化率はアップします。
卵が孵化しない場合の対策③隔離ネットに卵を入れる
メダカの卵は私の経験上、容器の底に沈めておくと孵化率が下がります。理由はやはり腐敗しやすくなることと、
アカムシやプラナリアに捕食される確率が高くなるからです。
アカムシやプラナリアは泳げないので、水草やホテイソウに産み付けられたメダカの卵を食べられません。
これを再現するために、私はメダカの卵を隔離ネットに入れています。
隔離ネットを導入してから孵化率が格段に向上したので、私は15リットルの卵保管容器の中にセリアで売られているメダカ隔離ネットを入れてその中に卵を入れ、
孵化したらネットから稚魚を出しています。
卵が孵化しない場合の対策④プラナリア・アカムシを殲滅させる
隔離ネットを使えばほとんどの場合卵は無事孵化しますが、プラナリアが隔離ネットの中に侵入してくることがあります。
もし隔離ネットの中にプラナリアが入ってしまった場合、卵を食い荒らして悲惨なことになります。
私も高価なメダカの卵が入っていたネットの中にプラナリアが混入して卵を食われたときは久しぶりに怒りが頂点に達してしまい、
隔離ネットを熱湯の中に投げ込みました。
プラナリアが湧いてしまった場合、殲滅するのはとてもむずかしいです。プラナリアZEROなどの駆除剤を使用してもまだ生きていることもあるほどしぶといのでなかなか骨が折れます。
一方でアカムシは底に落ちた卵しか食べることができず、ネットに隔離さえすればまず手出しできません。
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