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ベタの飼育について【意外と飼育が難しく、初心者には注意が必要】

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ベタ
ベタ

更新日時: 2020年/03月/20日 by aruna

 

ベタは、ビンでも飼える魚として有名で、手軽に飼育できる熱帯魚の代名詞です。

知能が高く、飼い主になつきやすいのが特徴です。慣れるとベタは餌をねだりに来ますし、飼い主の顔もおそらく判別しています。

しかし、ベタを実際にビンなどの小さい飼育してみると案外病気になりやすく、すぐに死んでしまう可能性が高いです。

ベタはコップでも一応飼えるだけで、本来は普通の熱帯魚と同じような設備で飼育してあげるべきだと思います。

アメリカなどの外国では普通の10リットル程度の水槽で飼育されていることが多いようです。
そして、アメリカではベタの寿命は3年から5年程度と、日本のベタよりもかなり長寿だそうです。

このように、飼育してみるとベタはとても奥深い魚です。今回はベタの繁殖・飼育などについて初心者でも分かりやすく解説します。

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ベタの基本情報

ベタはタイの沼地や小川に生息している熱帯魚です。
ベタはラビリンス器官というものを体内に持っているので、空気中から直接呼吸することができます。
そのため、エアーポンプなしでも大丈夫ですし、酸欠しないのでコップなどの狭い容器でも生きていることができます。

ベタの大きさは5センチぐらいで、品種によっては10センチを超えるものもいます。

野生のベタは何種類か知られていますが、どれも改良品種のベタとは似ても似つかぬ形をしています。
ベタはとても気が荒い魚で、同種同士のオスは死ぬまで戦います。本場のタイではベタを闘わせる「闘魚」がギャンブルになっているほどです。

ベタの種類

ベタには野生のベタ(ワイルドベタ)と、ワイルドベタを人工的に改良した改良品種がいます。
改良品種は、

トラディショナルベタ
ダブルテールベタ
プラガットベタ
ハーフムーンベタ

などの種類があります。

トラディショナルベタ

トラディショナルベタはいわゆる普通のベタで、並ベタともいわれています。最も流通しており、飼育も一番簡単です。
色のバリエーションは主に赤色と青色です。

ダブルテールベタ

ダブルテールベタは尾ひれが二つついているベタです。トラディショナルベタと同じように飼育できます。とても綺麗ですが、ダブルテール同士を掛け合わせると奇形が産まれてくるので注意しましょう。
ちなみに後述のハーフムーンのダブルテールはフルムーンと言われています。

クラウンテールベタ

クラウンテールはヒレの先端がとがっているベタです。ショーベタの中でも安価で購入できるのが特徴です。

プラガットベタ

ヒレが短く、ワイルドベタの形に近いものをプラガットベタと言われています。胸鰭が大きいものをダンボ、三色のキャリコカラーのプラガットは鯉ベタと呼ばれ人気があります。

非常に闘争心が強く、タイでは喧嘩が強い個体は高値がついているそうです。

ハーフムーンベタ

ハーフムーンベタはヒレが半月のように綺麗に伸びる改良品種です。美しい個体が多く、ショーベタという品評会用の個体は高値で流通しています。
完成度の高い個体は高値で取引されています。

ワイルドベタ

 

タイでは数種類の野生のベタが生息しており、それらは総称して「ワイルドベタ」と呼ばれています。
ワイルドベタの中には口の中で子供を育てる「マウスブリーダー」など、全く改良品種のベタと生態が異なるものもいます。

ワイルドベタはトラディショナルベタなどの改良品種と比較すると飼育が難しいものが多いです。

その他のベタ

 

最近では10センチ以上の大きさに育つジャイアントベタや、逆に全く大きくならないミニベタなどの品種もあります。

ミニベタは数年前にタイで開発されましたが、ほとんど日本では流通していない幻の種類です。


 

ベタの水質

 


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