更新日時: 2020年/03月/20日 by aruna
ベタの寿命は1年~2年だとされています。しかし、海外ではベタの平均寿命は3年から5年前後だとされています。雑に飼育せずに普通の水槽で飼育してあげると普通の熱帯魚並みに長生きすることがデキるようです。
ただ、ショップで売られている段階で弱っていることも多いので1年ぐらい生きればいいほうだと思います。
ベタの販売情報
ベタは熱帯魚の中でも人気・知名度がトップクラスです。そのため、夏場には熱帯魚ショップだけでなくホームセンターなどでもよく売られています。
ただ、雑に扱われていることも多く、すでに死にかけの個体も多いので注意が必要です。とくにビンの底で沈んでじっとしている個体はもうすぐ死ぬことが多いです。
体につやがあって、元気に泡で巣を作っている個体を選びましょう。
値段はトラディショナルベタの場合は数百円で購入できます。
クラウンテールは千円ぐらいから、プラガットやハーフムーンは数千円から数万円ぐらいすると思います。
ワイルドベタは流通量が少ないため、種類によってはショーベタよりも高いものもあります。
ベタは水質の悪化には弱い
ベタは単に空気呼吸できるから狭いビンでも生きていられるだけであって、水質の悪化にはそこまで強くありません。
私の体感では、ネオンテトラやプラティ、アカヒレなどの丈夫な魚のほうが、ベタよりもよっぽど水質悪化に強いことははっきりとわかります。
そのため、ベタをビンや小さなプラケースなどで水替えしないで放置しておくと、すぐに弱って死んでしまいます。
ですから、ベタをビンなどの狭い容器で飼育するときはこまめ(毎日~数日おき)に水換えする必要があります。
ベタは低温に弱い
さらに、ベタは高めの温度を好みます。実際、ベタの繁殖は28度以上がベストですし、普段も26度前後の水温をキープしたほうがいいです。
ですから、ベタを飼育するときは温度があまり上がらないパネルヒーターよりも、普通のヒーターで年中26度に水温を保った方がよいです。
病気持ちのベタが多い
このように、案外デリケートな魚であるベタですが、熱帯魚ショップではビンなどに詰められて、ずさんな管理をされていることが多いです。
ですから、店で陳列されている間に弱ってしまい、病気になっているベタが大半です。
ひれを閉じていたり、痩せている個体や、ビンの底でじっとしている個体は論外ですが、寄生虫の感染にも注意したいところです。
ベタの体表やヒレをよく観察し、白いものがついていた場合は寄生虫がついているので、購入を控えるか薬浴させたほうが無難です。
ベタは普通の熱帯魚と同じように飼おう
ネットや本の情報に惑わされて、ベタをビンなどで飼育する人はかなり多いです。
しかし、実際はベタは水質悪化に弱い(弱いというよりもみんなが考えているほど強くない)ので、上記の動画のように、フィルターとヒーターつきの水槽で育てた方がずっと状態よく飼育できます。
ベタはあまり泳がない魚なので、10リットル程度の水槽で構わないので、ちゃんと設備を整えてから飼育したほうがいいでしょう。
普通の水槽で普通の熱帯魚と同じように飼育すれば、ベタを病気もなく長生きさせることができます。
コメント