更新日時: 2019年/04月/18日 by aruna
メスの身を守るために、ペアを同居させるよりもハンドペアリング(メスの上にオスを手で乗せて、ペアリングを促すこと)させたほうがいいでしょう。
ヒラタクワガタの産卵
ヒラタクワガタは、朽ち木ではなくマットに直接卵を産んで産卵します。ですから、市販の昆虫マットをケースの半分ぐらいまでガチガチに堅く詰め、その上にふんわりとマットを乗せて産卵セットを組みます。
この時の注意点としては、ヒラタクワガタは湿気の多い環境をあまり好まないということです。マットが若干湿っているぐらいがちょうどよく、ぎゅっと握ってすこしマットが固まるぐらいの湿度がベストです。
また、腐葉土系のマットでは産卵しないので、安い埋め込みマットより、できれば微粒子のクワガタ産卵用のマットを用いてあげると多くの卵を得ることができます。
もしあなたが確実に産卵させたいのなら、フォーテック社の「ヒラタ・ノコ一番」や「産卵一番」などのマットを使うとよいでしょう。
ヒラタクワガタはオオクワガタよりも卵を多く生む傾向があり、30個から50個程度の卵を得ることも可能です。
ヒラタクワガタの幼虫飼育
ヒラタクワガタの幼虫は、菌糸ビンでもマットでも良く育ちます。しかし、70ミリ以上の立派な個体を狙うのなら、菌糸ビンを使ったほうがよいでしょう。
ただ、ヒラタクワガタの成長はかなり早く、夏場などは温度を下げないと半年ぐらいで成虫になってしまいます。
コメント