更新日時: 2019年/03月/04日 by aruna
そのあとカブトムシ用の昆虫マットが入ったケースにメスを入れます。
具体的には月夜野きのこ園のきのこマット、フォーテックのカブト一番などが有名ですが、サビイロカブトは比較的産みやすい品種なので発酵が進んだマットならなんでも産むと思います。
ちなみに私はドルクスオーナーズショップの安いまっとでサビイロカブトの卵を30個程度得ることに成功しています。
サビイロカブトを爆産させる方法
サビイロカブトはクワガタのように卵室を作らず、土の中に卵をばらまいて産卵します。ですから、土をがちがちに固めてしまうと、卵を産むスペースがなくなってしまいます。
そのため、サビイロカブトを産卵させるときは、ケースの下半分はマットを少し堅く詰めて、上半分はふんわりとマットを載せるようにしましょう。
また、微粒子マットだと同じく産卵スペースがなくなってしまうため、粒が若干粗目で発酵が進んでいるカブトマットを使用するとよい結果が出やすいです。
サビイロカブトの幼虫飼育
サビイロカブトの幼虫飼育はとても簡単で、国産カブトムシと全く同じです。
エサの昆虫マットもなんでもよく食べますし、幼虫同士でケンカをすることも少ないです。
サビイロカブトは幼虫期間が意外と長く、8か月から12か月程度なので気長に待ちましょう。
ただし、先述の通り低温に弱いので最低でも20度、できれば25度前後で管理しましょう。
幼虫飼育の注意点
サビイロカブトは非常に飼育が簡単ですが、
幼虫がうまく蛹になれずに死んでしまう事故が起こることがよくあります。
これは、三令幼虫の後期にマットを入れ換えるとよく起きます。
おそらく、サビイロカブトの幼虫はこの時期に刺激を与えると、蛹室を作り始める作業が妨害されてしまい、うまく前蛹になるスイッチが入らないことが原因であると思われます。
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