更新日時: 2019年/06月/27日 by aruna
あと、イモリの皮膚には毒があります。
そのため、狭いケースでたくさんの数を飼育すると、中毒死してしまうことがあるため注意が必要です。
また、イモリはケンカをして噛みつきあい、指がなくなってしまうこともあるため、10リットルの30センチ水槽(プラケース大サイズ)に2~3匹程度を目安に入れるとよいでしょう。
イモリには陸地が必要?
アカハライモリは泳ぎが下手なので、休ませるために陸地を作ってあげた方がよいでしょう。
また、定期的に体を乾かして皮膚病を予防しているという説もあります。
そこで、アクアテラリウムのような感じで水位を下げて、流木や石を水面から出して、完全に乾いた場所を作ってあげるといいでしょう。
イモリの餌
イモリは肉食だと思われがちですが、実は肉食よりの雑食です。そのため、金魚用の配合飼料などでも良く食べます。
しかし、栄養価の低いエサばかり与えると次第にやせ細っていき、最終的に栄養失調で死んでしまうような事故もおきやすくなります。
ですから、冷凍赤虫やブラインシュリンプなどの生餌や冷凍飼料を与えたほうが状態よく飼育できます。
もちろん毎日与えるのが理想ですが、普段は配合飼料を与えて、数日おきに冷凍餌を与えるのでも構いません。
とにかく、毎日配合飼料を与えるのだけはやめたほうがいいでしょう。
イモリの寿命
イモリの寿命は非常に長く、20年以上生きている個体もあるほどです。しかし、実際飼育してみると水の汚れや栄養失調などで死なせてしまうことは多いです。
ちゃんと飼育すれば死ぬことはありませんが、手を抜きがちになってしまうと意外とあっけなく弱ってしまうので、こまめな世話が大事です。
イモリの繁殖
イモリは春から初夏にかけてが繁殖シーズンです。オスとメス、数匹程度を同じケースに入れ、マツモなどの水草を入れると卵を産み付けます。
卵をそのままにしておくと別の個体に食べられるので、見つけ次第すぐにエアレーションが効いたケースなどに隔離します。この際メチレンブルーを使うと卵がカビずに孵化する確率が高くなります。
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