更新日時: 2022年/07月/21日 by aruna
あまりみかけることはありませんが、とてもきれいな品種です。
バンブルビープラティ
黄色と黒の縞模様が自慢のプラティです。
成長するごとに色彩が微妙に変わり、黒色が抜けてしまう個体もいるので注意が必要です。
タイガープラティ
タイガープラティはオレンジ色の縞模様が綺麗です。
人気が高い種類ですが、ソードテールとの無理な交配が重ねられているため、生殖能力がかなり低いです。
プラティを購入するときの注意点
プラティは日本全国のペットショップ・ホームセンターで購入できます。
また、チャームなどの通販でも購入可能です。
ただ、プラティは「ミックスプラティ」として雑に扱われていることが多く、病気に感染している個体が平気で売られている悲しい事態になっています。
いくら丈夫なプラティでも、購入時点で病気に侵されていたら弱って死んでしまうのは確実です。
ですから、体表に白いものがついていたり、尾ひれが欠けていたり、充血したりする個体は避けましょう。
また、お店の水槽を見ると、プラティの死体が浮いていることがありますが間違ってもその水槽から魚を買ってはいけません。
魚が死んでしまうほど環境が悪くなっているということは、同じ水槽の魚もかなり弱っている可能性が高いからです。
私はどんなにいい魚がいても、同じ水槽に病気の魚がいたり、死体が浮いていた場合は絶対に買いません。
特に、何個もそういった水槽が放置してあるようなお店は管理が悪いので、二度と行かないことが多いです。
プラティの病気
プラティは病気にかかりにくく、めったなことで病死することはありません。
特におぐされ病や白点病などのポピュラーな病気に感染した記憶は私の中にはありません。
しかし、健康なプラティが次第に痩せていき、じわじわと死んでいく「寄生虫症」には注意が必要です。
最近はプラティなどの熱帯魚に目に見えない寄生虫が付着しています。
寄生虫に感染したプラティは、夜になると砂や水草などに体をかゆそうにこすりつけているのですぐわかります。ですがプラティは寄生虫に耐性があるため基本的には大丈夫です。
プラティの寿命
プラティの寿命は一年から2年ぐらいです。メスは卵が詰まってしまい突然死するリスクがあるので寿命は少し短めです。
一方オスは大事に育てれば2年近く生きることもあります。
まとめ
プラティは飼育がとても簡単で、美しく、繁殖しやすいという、最も初心者向けの熱帯魚です。しかも、グッピーのオスのように選別したりする必要もありません。
プラティを飼育するだけでアクアリウムの醍醐味をすべて味わうことができるので、初心者はもちろん、ベテランでもまだ飼育したことがないという人も是非お試しください。
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