更新日時: 2019年/06月/27日 by aruna
アフリカツメガエルをホルモン注射なしで繁殖させるためには、クーリングと呼ばれる作業を行います。
クーリングとは、人工的に温度を下げて、発情を促すことです。
アフリカツメガエルは自然界では冬眠から目覚めた後、繁殖期に入ります。
そのため、温かい室内で飼育していると発情スイッチが入らずに、産卵しないことが多いのです。
そこで、温度を人工的に下げて発情を促すのがクーリングと呼ばれている方法なのです。
クーリングのやり方は人それぞれですが、最もポピュラーなのは冷蔵庫にカエルのペアを入れる方法です。
冷蔵庫の温度は8度前後が良いようですが、水が凍ったりしない限りはそこまでシビアになる必要もありません。
8日前後、水を入れた小さな容器ごとカエルを冷蔵庫に入れ、取り出した後は一日3度前後のペースで温度を徐々に上げていきます。
上手くいけば、最終的に22度~26度になった時点で卵を産み始めます。
自然繁殖することもある
ただ、クーリングで無理やり繁殖を促さなくても、自然に産卵することもあります。
特に、冬場に水を換えた時など、温度が急に下がってしまった時に卵を産むことがあるので、クーリングが面倒だという人は
水温を下げてから元の温度に戻してみるのもよいでしょう。
オタマジャクシの飼育
アフリカツメガエルのオタマジャクシは植物質の餌を好みます。プレコ用の餌など、草食性熱帯魚の餌を与えるとよいでしょう。
23度~25度で管理すれば50日前後でカエルの姿になります。
アフリカツメガエルの寿命
アフリカツメガエルの寿命は5年から10年前後だといわれています。長生きした個体では20年以上生きた記録もあります。
大切に飼育してあげましょう。
アフリカツメガエルの販売情報
アフリカツメガエルはアロワナの餌として需要があるので、全国の熱帯魚店で販売されています。
また、チャームなどの通信販売でも購入できますし、研究所や養殖場からハイグレードの個体を購入することもできます。
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