更新日時: 2019年/06月/24日 by aruna
実はカブトエビの卵は孵化率がかなり悪く、乾燥した状態では10%もないといわれています。
上記の動画では、エビ伝説を3つ購入して孵化させようとしていますが、これだけやっても全く孵化しないことだってあるのです。
ですから、決められた量の倍以上の卵を一度に入れるなどの工夫をすれば、誕生する確率を上げることが可能です。
卵には賞味期限がある
さらに、トリオプスの卵には、実は賞味期限があります。トリオプスの乾燥卵は常温で放置すると孵化率が下がります。そのため、孵化率を上げる最大のコツは、新しい卵(つまり出荷されてから間もないトリオプスの飼育セット)を手に入れることです。間違っても売れのこりを購入してはいけません。
ただ、通販で購入した場合など、卵が新しいかどうか確かめる方法がないことも多いです。実はトリオプスの卵が全然孵化しなかった場合、メーカーに問い合わせれば格安で卵を郵送してくれるサービスがあります。
もしトリオプスが一匹も孵化せずに、卵を使い果たしてしまった時はメーカーに連絡してみましょう。
カブトエビの育て方
はっ????????????#トリオプス #カブトエビ #古代生物 pic.twitter.com/Usd2xnMVPT
— 古代生物のママはっしー (@godchildyuki) 2019年6月24日
カブトエビの卵は温度にもよりますが、一日から3日ぐらいで孵化します。
孵化したての幼生は、ミジンコのような形をしています(本物のミジンコが混じっていることもあります)
この状態のカブトエビはデリケートなので、なるべく水換えしないようにします。
また、温度の変化やストレスなども大敵なので、なるべく温度が一定で静かな場所で飼育します。
何もしなくても突然死してしまうこともあるので、トリオプスを飼育するときは孵化後一週間までが一番の鬼門です。
幼生の餌
幼生の間は、エビ伝説に付属している幼生の餌を与えます。
ただ、このエサでなければトリオプスが育たないというわけではなく、
熱帯魚の稚魚用の餌(乾燥ブラインシュリンプ)やドライイースト、青汁の粉などで代用できます。
あと、幼生のうちはエビ伝説の容器をそのまま使っていても構いませんし、エアレーションも特に必要ありません。
ただ、水草やウキクサなどを入れてあげると水質維持に役立ちますし、プランクトンなどが付着しているので幼生の餌にもなります。
カブトエビが成長したら
カブトエビは成長が極めて速く、一週間もすれば大人になります。
実はエビ伝説の容器はカブトエビにとってかなり狭いです。
コメント