更新日時: 2019年/06月/24日 by aruna
カブトエビもほかのエビと同じくエラで呼吸しているので、
手狭な容器で飼育すると酸欠になりやすいです。
また、水も汚れやすいので、できればプラケースや水槽などに移し替えてあげた方がいいでしょう。
投げ込み式のフィルターでも構わないので、ろ過装置を入れてあげれば水替えの手間を減らすことができます。
また、水草や砂利を入れればカブトエビも落ち着きますし、産卵を促すこともできます。
カブトエビ成体の餌
カブトエビはエビ伝説に付属する餌だけでなく、なんでもよく食べます。金魚や熱帯魚用の餌を与えても構いません。
また、ゆでた野菜や赤虫なども食べます。
カブトエビの寿命
カブトエビの寿命はとても短く、一か月前後です。ただ、稀にとてつもなく長生きする個体がおり、一年程度生きているものもいます。
しかし、ほとんどの個体は一か月~2か月の間に生涯を終えます。
カブトエビの産卵
エビ伝説に入っているカブトエビは「アメリカカブトエビ」です。
アメリカカブトエビはメスしかおらず、一匹だけでも繁殖できます(単為生殖)
2週間もすれば卵を持っているのが確認でき、水草などを入れておけばそこに卵を産み付けます。
カブトエビの卵は水中でも孵化するので、卵を食べられないように管理すればすぐに孵化します。
トリオプス(カブトエビ)の飼育のコツ
トリオプス(カブトエビ)は全国どこでも販売されている極めて身近な生き物ですが、
実はそこまで丈夫な生き物ではありません。
トリオプスは温度変化に弱く、22度~26度の水温を保つように心がける必要がありますし、もちろんこの温度帯に合わせないと卵も孵化しません。
特に夏の高温にはかなり弱いので、涼しい場所に容器を置くかファンなどで水温を下げないとほぼ間違いなく死んでしまいます。
一番の解決策はエビ伝説の容器をそのまま使用しつづけないことです。
エビ伝説の容器は幼生を飼育するのには十分ですが、成体にとっては狭すぎます。
また、水の汚れにも弱いので、エビ伝説の容器で飼育していると毎日水を換える必要があります。
ですから、カブトエビが大人になったら、大き目のプラケースや水槽などに移し替えて、エアレーションとフィルターを付けて飼育してあげるようにしましょう。
熱帯魚と同じ感覚で飼育すれば難しいことは何一つなく、むしろ簡単な部類に入ると思うので、是非やってみてください。
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