更新日時: 2020年/03月/25日 by aruna
ハタタテハゼは文字通り、旗のように細長い背びれをピンと伸ばして泳ぐ海水魚です。
色合いもキレイですし、見た目や泳ぎ方がとても愛嬌があるので人気があります。
そんなハタタテハゼの飼育法や繁殖、寿命などについて説明します。
ハタタテハゼの飼育は簡単といわれているが・・・
私は現在3匹のハタタテハゼを飼育しています。
ハタタテハゼの飼育は、海水魚の中では簡単な部類に入ります。
雄雌のペアを作って仲良く泳いでいる姿は癒されるものがあります。
ハタタテハゼの基本的な飼育方法
ハタタテハゼの飼育に準備するモノ
人工海水
サンゴ砂
比重計
エサ
カルキ抜き
ライブロック
フィルター
ヒーター
・・・
ハタタテハゼは一般的な海水魚と同じように飼育できます。
ハタタテハゼの体長は10センチ未満にしかならないので、一匹だけであれば30センチキューブ程度の小型水槽でも飼育可能です。
目安としては、60センチ水槽で4匹~5匹、45センチ水槽で2匹~3匹程度が許容範囲です。
しかし、この場合は生体を入れすぎてしまうとストレスや水質悪化によって病気になるため、1匹だけしか飼育できません。
それに、ハタタテハゼは水中をゆっくりと泳ぎ回る魚なので、ある程度ゆったりとしたスペースで飼育したほうが状態よく維持できます。
温度や水質について
高温にも比較的強いので、30度を超えなければクーラーなしでも飼育できます。ただ、冬場はヒーターで保温する必要があります。適温は23度~26度程度です。
ハタタテハゼは丈夫で水質悪化にも比較的強いですが、クマノミやスズメダイほどではありません。導入当初は白点病にかかりやすいため、最低でも水槽立ち上げから一か月は経過した後に投入するようにしましょう。
ハタタテハゼの混泳
ハタタテハゼは海水魚の中ではかなり温和なので、ほとんどの魚と混泳が可能です。
クマノミ程度ならケンカもあまりすることなく平和に暮らしていける可能性が高いです。
ただ、個体によってはハタタテハゼを追い回すクマノミもいるので注意しましょう。
しかし、ハタタテハゼはかなり気が弱く、気が強い魚(スズメダイやキュウセンベラなど)と混泳させるとイジメをうけることもあります。
いじめられたハタタテハゼは物陰に隠れて出てこなくなり、最終的に餓死してしまうので混泳には注意が必要です。
あと、ハタタテハゼは尾ひれをほかの魚にかじられやすく、ボロボロにかけてしまうことがよくあります。
ただ、いじめが解決されればすぐに欠けたヒレは元に戻ります。
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