更新日時: 2022年/07月/21日 by aruna
そのため、ソイルを用いてグッピーを育てたいのなら、酸性に傾かないタイプ(濾過一番サンドなど)を用いるようにしましょう
また、グッピーのオスは尾ひれが長く、水草でヒレを傷つけやすいです。
ヒレを怪我するとそこから雑菌が入って死んでしまうことがあります。現に、水草が生い茂った環境でグッピーを飼育すると、オスは早死にする傾向があります。
この2点から、水草水槽ではグッピーを飼育するのはやめた方がいいでしょう。
ワイルドフォームなら可能
ただ、ヒレが大きくならないワイルドフォームと呼ばれる種類なら、
水草水槽でも飼育可能です。
野生のグッピーは尾ひれが短く、地味な色をしていますが、ワイルドフォームのグッピーは野生の血を色濃く受け継いでいます。
ワイルドフォームのグッピーはいろいろな種類がありますが、代表的な品種は
ジャパンブルー
ウィーンエメラルド
などがあげられます。
また、グッピーと近縁種であるエンドラーズも尾ひれが短いですし、こちらはグッピーよりも酸性の水に強いです。
ですから、水草水槽ではグッピーよりもエンドラーズをおすすめします。
グッピーの繁殖
グッピーは卵ではなく直接稚魚を産みます。
サイクルは25日に一回で、一度に10匹~50匹以上の稚魚を産みます。
繁殖自体はとても簡単で誰でもできますが、放置しておくとほかの魚に食べられてしまい、稚魚を確保できません。
産卵箱を用いる方法もありますが、うまく逃げきれず、親に食べられてしまう稚魚が半分以上発生します。
ですから、大量に稚魚を得たい場合は産卵箱を使うのはあまりおすすめできません。
おすすめなのは小さな水槽やプラケースを用意してメスを隔離する方法です。
その水槽には鉢底ネットを底に入れたり、マツモを大量に浮かべるなどして稚魚が隠れるスペースを作ります。
あとはメスの産卵周期が近づいたら投入して、稚魚が生まれるのを待ちます。
グッピーの妊娠マーク
妊娠したグッピーは下腹の部分が黒ずんできます。
また、出産直前はお腹が四角く膨張します。
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