更新日時: 2019年/06月/23日 by aruna
私の場合はあまり管理しないことも想定して、5リットルというかなりの大容量のボトルを選択しました。ダイソーなどで3~5リットルの梅酒ビンが売られているので、魚を入れる場合は大きなボトルを使用しましょう。
②砂より「土」を使う
水草を使ったボトルアクアリウムの底に敷くのは、砂ではなくソイルなどの土を使うことをおすすめします。
まずソイルを使うことで水草に栄養を与えられるため、長期維持しやすくなります。
また、ソイルなどの土には大量のバクテリアが生息しており、アンモニアなどの有害物質を分解してくれます。
ボトルアクアリウムはフィルターを設置できないので、バクテリアによって有害物質を分解してもらわないと、中に入っている生き物はたちまち死んでしまいます。
ソイルは市販で売られているものでも構いませんが、園芸用の黒土や赤玉土を使ってもいいでしょう。
とくに黒土には生きたままのバクテリアがたっぷりと含まれています。
私もソイルの代わりに黒土を使っていますが、ソイル並みの栄養があるらしく水草が良く育ちます(あまり鑑賞には向きませんが)
③置く場所に気を付ける
最後に、ボトルを置く場所も気を付けましょう。ウィローモスやアヌビアスなどごく一部を除いて、水草は光がないと枯れてしまいます。
また、温度変化の激しい場所(夏場のリビングや冬場の玄関など)に置いておくと当然中にいる生き物が死んでしまう危険性が高くなります。
本格的なボトルアクアリウムは照明を設置したり、パネルヒーターで保温したり、環境変化に対する対策がなされています。
しかし、ほとんどの人は照明やパネルヒーターを用いていないと思われるので、設置する場所には十分注意しましょう。
マツモやアナカリスなどが入っている場合は、日光が入る窓際に設置したり、夏場は温度が急上昇する場所に置くのを避けるなど、生き物にとってより良い環境を維持できるよう努力しましょう。
④基本的にエサはあまり与えない
魚が入っているボトルアクアリウムの場合でも、エサはあまり与えないようにします。
エサの与えすぎは水を汚してしまうため、容量が狭いボトルアクアでは通常飼育よりもエサの量をかなり減らす必要があるのです。
目安として、一匹の魚につき、配合飼料一粒~2粒程度です。
また、水を汚しやすい生き餌は絶対に与えてはいけません。
ちなみに、魚ではなく貝やエビなどは水中のコケを食べて生きているため、余計な餌を与える必要はありません。
まとめ
ボトルアクアリウムはうまくレイアウトすれば美しい部屋のインテリアになります。
しかし、狭い容器の中で飼育できる生き物は限られているので、何を入れるかは非常に重要になってきます。
今回は、ボトルアクアリウムのコツについて説明しましたが、次回からもボトルアクアについて記事を書いていきたいと思います。
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