更新日時: 2019年/03月/31日 by aruna
対策としては、ハダクリーンなどの水産用魚病薬を用いるか、普段からキレイな水で飼育し、病気が出にくい環境を作ることが重要です。
デバスズメダイの混泳
デバスズメダイはおとなしい魚であるため、他の魚との混泳が可能です。
また、群れを作って泳ぐ性質があるので、同種同士でも混泳はもちろん可能です。
しかし、おとなしいということはいじめられやすいということです。
気が荒い他のスズメダイやクマノミなどの魚を入れるとデバスズメダイが虐められることがあるので注意しましょう。
デバスズメダイの寿命
デバスズメダイの寿命は最高で5年以上です。
しかし、寿命には個体差がありますし、内臓の病気などになっても治療する手立てがないので、これよりも早く死んでしまうことが大半です。
2年から3年程度飼育できれば御の字ではないでしょうか?
デバスズメのオスとメスの見分け方
デバスズメは、オスのほうが色が鮮やかです。また、オスは尾ひれ全体に青みがかかっていますが、メスは透明なので見分けがつきます。
また、メスばかりで飼育していると、一番大きな個体がオスに性転換する習性もあります。
デバスズメダイの繁殖・産卵
デバスズメダイは、オスとメス2匹で飼育しているとつがいになり、ライブロックの陰などに穴を掘って巣穴を作り、そこに産卵します。
実際、デバスズメを飼育しているうち、いつのまにか卵を産んでいた人も少なくありません。
しかし、本当に大変なのはここからです。デバスズメの稚魚は非常に小さく、ブラインシュリンプやワムシなどを食べることができません。
そのため、エサの調達が非常に困難で、海からプランクトンを捕まえて与えるぐらいの方法しかありません。
ですから、デバスズメの繁殖を個人で行っている人はほとんどいませんし、成功例も聞いたことはありません。
デバスズメダイのサンゴとの相性
デバスズメはサンゴ礁の周りを群れで泳いでいる魚なので、サンゴとの相性はとてもよいです。
サンゴを傷つけることもないですし、群栄させるととても綺麗なので、サンゴ水槽にはおすすめです。
デバスズメを飼育してみよう
デバスズメはパイロットフィッシュとして雑に扱われていますが、飼育しているととても美しい魅力ある熱帯魚です。
初心者でも簡単に飼育できるので、是非とも挑戦してみてくださいね。
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