更新日時: 2018年/05月/26日 by aruna
ダビディスカブトについて徹底解説します。
ダビディスカブトは、ベトナムや中国などの広い範囲に分布しています。
小型で愛らしい印象から人気のダビディスカブトの飼育法や繁殖法などを紹介します。
ダビディスカブトの飼育は簡単?
ダビディスカブトの飼育はとても簡単で、国産カブトムシと大差ありません。
そのため、どんな初心者でもブリーディングが可能です。
ダビディスカブトの繁殖・産卵
ダビディカブトは国産カブトと同じく、メスが昆虫マットの中に潜り、卵をばらまきます。
産卵セットは、まずケースの底に三センチぐらいマットを少し力をくわえて詰め込みます。
次に、ケースの八分目ぐらいまでマットを力を加えずに、ふんわりと載せます。
カブトムシやカナブンなどはマットを固く詰めると卵を産まないこともあります。
ですから、必ずケースの半分以上はマットを詰め込まないようにしてください。
ちなみに、マットの種類にもあまりこだわりがないので、市販の「カブトムシ用」マットなら選り好みせずに産卵します。
幼虫飼育
ダビディスカブトの幼虫は、カブト用のマットならなんでもよく食べ、非常に丈夫に育ちます。
幼虫の期間はいつまで?
ダビディスカブトの幼虫期間は、8か月から12か月程度です。
高温で飼育すれば羽化までの期間を短くできますし、低温で飼育すると一年以上かかることもあります。
幼虫飼育が鬼門!
ダビディスカブトには一つだけ注意点があります。それは、蛹室を作るのが下手だということです。
そのため、羽化不全が頻発したり、羽化できずに死んでしまったりすることもあります。
ですから、ケースの側面などの不安定な場所に蛹を作ったりしたら、人工蛹室を作ってあげるなどの措置を行ったほうがいいでしょう。
ダビディスカブトの温度は?
ダビディスカブトを飼育できる温度は幅広いです。
ダビディスはベトナムで最も夏と冬の温度差が激しい地方(ゲアン州)にも生息しているため、低温にも高温にも強いです。
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