オタマジャクシの飼育について

更新日時： 2019年/01月/25日 by aruna

そのため、手足が生えてきたら陸地を作ってあげるか、別の陸地がある水槽に移した方がいいでしょう。
ちなみに陸地は板を浮かべるだけだと上陸に失敗する個体がいるため、土や砂などを敷いて傾斜をつけてあげた方がいいでしょう。
ただし、それでもカエルになるときに失敗しておぼれ死んでしまう個体は一定以上存在するため、全員を無事大人にしてあげるのは難しいです。

オタマジャクシの種類と採集方法

オタマジャクシの種類は時期と場所によって違います。
まず、春先にため池などに発生するオタマジャクシはヒキガエルかアカガエルです。
ヒキガエルは都会の公園の池などにもよく見られます。

田植えの時期に発生する小さなオタマジャクシはアマガエルが多く、アマガエルがいなくなった後、梅雨時から夏に見られるオタマジャクシはトノサマガエルです。
さらに、渓流などにみられるオタマジャクシはカジカガエルのオタマジャクシです。

最後に、10センチ以上もあるバケモノのような大きさのオタマジャクシはウシガエルです。飼育していてとても面白いのですが、特定外来種に指定されたのでもう採集できなくなりました。

このように、場所と時期によってオタマジャクシの種類は異なります。どのオタマジャクシも網で簡単に採集できるので是非チャレンジしてみてください。