アメリカザリガニの飼育・繁殖について

更新日時： 2019年/03月/31日 by aruna

メスは卵を自分のお腹に産み付け、孵化するまで卵をずっと抱えています。
卵を抱卵したらメスは別の水槽に隔離します。

卵が孵化するまでの期間は25度の水温で二週間前後です。

卵が孵化したらメスは稚ザリガニを食べてしまうので、稚ザリガニだけの水槽に移し替えます。
稚ザリガニも成長するにつれて共食いする頻度が上がるので、水草などを入れて隠れ家を作ったり、
成長とともにだんだん大きな水槽に移し替えるなどの工夫が必要です。

アメリカザリガニは成熟までに二年を要するので、大人になるまでには意外と時間がかかります。

アメリカザリガニの寿命

ザリガニの寿命は3年から5年程度です。意外と短命ですが、甲殻類は異常に長生きするものもたまにいるため、もっと長生きする個体もいるはずです。

アメリカザリガニは全国のペットショップに餌用として販売されています。
価格は100円前後ですが、白や明るいオレンジなどの色違いの個体は千円前後で売られています。

さらに、最近ではタイゴーストなどの美しい改良品種も生まれており、数千円～1万円以上する個体も出回っています。

アメリカザリガニは非常に飼育が簡単です。しかし、雑に飼育すると意外と死んでしまうので、普通の熱帯魚を飼育する感覚で飼育してあげてください。