更新日時: 2020年/01月/13日 by aruna
私は一度、とても高価なエンドラーズの原種と、プラティを混泳させて死なせてしまったことがあるので注意してください。
エンドラーズのエサは?
成魚の場合は、市販の配合飼料で十分です。
綺麗に育てたい場合は、ブラインシュリンプやミジンコ、冷凍赤虫などを与えましょう。
エンドラーズの繁殖
エンドラーズは一か月に一回、10匹から30匹程度の子供を産みます。
ちなみに野生のエンドラーズや純血種のは一回に産む稚魚の数はとても少なく、3匹から5匹程度です。
そのため、たくさん稚魚を産む個体は、グッピーの血が混じっている可能性が高いです。
稚魚は育て方にもよりますが、だいたい2か月以内でオスメスの区別がつくようになり、3か月もすれば繁殖が可能になります。
しかし、グッピーが超速で育てれば一か月で大人になるのに対し、エンドラーズの成長は若干遅い傾向があります。
エンドラーズは稚魚を食べない
エンドラーズはグッピーと違って、稚魚をあまり食べることがありません。
そのため、エンドラーズのほうが出産する子供の数は少なくても、親が食べることがないのであっという間に水槽を埋め尽くします。
稚魚の育て方
エンドラーズの稚魚は、市販の配合飼料でも育てられます。
しかし、普通のエサを与えると成長が遅くなり、かなり小さな魚になってしまいます。
エンドラーズはグッピーと比べると成長スピードがゆっくりなので、配合飼料を与えていると大人になるのに半年近くかかることもあります。
そこで、立派な成魚に育てたい場合はブラインシュリンプや冷凍ミジンコなどを用いるとよいでしょう。
ブラインを沸かすのが面倒な人は、乾燥ブラインや稚魚用の配合飼料を与えるだけでもかなり立派に育ちます。
ちなみに私は「おとひめ」という水産用の飼料を与えています。
おとひめを稚魚に与えると普通の配合飼料よりもずっと大きな魚に育つので、とてもおすすめです。
純血のエンドラーズと雑種の見分け方
エンドラーズは容易にグッピーと交雑します。
というかエンドラーズはグッピーと全く同じ仲間だと主張する人もおり、あまり純血にこだわることに意味はないと思います。
しかし、エンドラーズの血が明らかに薄い個体も「エンドラーズ」として販売されているのをたまにみかけます。
こういった個体は「エンドラーズグッピー」として区別されるべきですが、一部のお店では「エンドラーズ」として売られています。
雑種と純血を見分ける区別法は簡単です。まず、本物のエンドラーズは色が濃く、ボディのカラーリングがはっきりとしています。一方エンドラーズの血が薄い「エンドラーズグッピー」は色が薄く、まじりあったような感じになっています。また、黒や青の色が薄く、代わりに赤や緑の発色が目立つという特徴もあります。
しかし、先述のようにエンドラーズとグッピーはまったくの同種だという説もあり、中には日本に最初の個体が輸入される時点ですでに交雑していたという説もあります。ですから、明らかに血が薄いエンドラーズを購入するのは避ける程度にして、好きな個体を購入すればいいでしょう。
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