更新日時: 2019年/06月/27日 by aruna
ソードテールは南米に分布する熱帯魚です。
私もソードテールはもっとも好きな熱帯魚の一種で、もう何年間も累代飼育に成功しており、いまでは3世代目(初代の孫)が水槽に泳いでいます(上記の動画です)。この記事では、そんなソードテールの飼育、繁殖、販売情報などを紹介します。
ソードテールの飼育や繁殖は簡単?
ソードテールはオスの尾びれは剣のように伸びるのが特徴の、非常にポピュラーな熱帯魚です。
また、メスがオスに性転換をする面白い魚でもあります。
いろいろな改良品種もあり、根強い人気があるソードテールの飼育法や繁殖法について紹介します。
ソードテールの飼育難易度
ソードテールは水質の悪化に非常に強く、とても飼いやすい熱帯魚です。
丈夫さだけで言えばプラティやグッピーよりも遥かに強い魚なので、今まで魚を飼ったことのない初心者でも飼育できます。
非常に丈夫で病気にもかかりづらく、ソードテールの飼育難易度は非常に低いといえます。
ソードテールの混泳
ソードテールは肉食の魚ではないので、他の熱帯魚と混泳が可能です。
基本的に他の種類をいじめることはありませんが、ソードテールのオスは気性が荒いため、同じ卵胎生メダカ(プラティやグッピーなど)を追いかけまわすこともあります。
また、ソードテールは同種同士では喧嘩を良くする魚です。特に、同じ水槽でオスを2匹以上飼育していると、どちらかが死ぬまで追いかけまわしたり、弱いほうのソードテールが物陰から出てこなくなってしまいます。オスは一匹だけで飼育したほうがいいでしょう。
水草水槽との相性
ソードテールは水草水槽でも十分に飼育が可能です。
ソードテールの水槽サイズ
ソードテールは他の卵胎生メダカに比べて少し大きくなります。
具体的には、尾びれを含めると10センチ程度の成長するものもいます。30センチ水槽(12リットル)で飼育できなくもないですが、すぐに手狭になってしまうので、できれば30センチキューブ程度の大きさで飼育するとよいでしょう。
ソードテールの水温・水質
ソードテールは温度の変化にも強く、20度から30度程度が許容範囲です。沖縄では野生のソードテールが生息しているぐらいなので、温かい室内ならヒーターなしでも飼育できます。しかし、さすがに外で雪が降るような環境は耐えられませんし、グッピーやプラティなどよりは低温に弱いため、冬場はヒーターを使ったほうがいいと思います。
ちなみに、水質はアルカリ性を好むとされていますが、実際は弱酸性の水草水槽でも十分に適応できます。
ソードテールの繁殖
ソードテールはグッピーと同じ卵胎生メダカの仲間で、卵ではなく直接稚魚を産みます。
具体的には、45日程度の周期で、一度に10匹から30匹程度の子供を産みます。
ソードテールの子供はプラティの稚魚よりも大きく、産まれて一日もすれば口が開き、配合飼料やブラインシュリンプを食べられます。
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